【諦め切れない経営統合】2025年2月18日(火)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 39,270.40 前日比+96.15(+0.25%)
・TOPIX 2,775.51 前日比+8.61(+0.31%)
・グロース250 687.04 前日比+5.58(+0.82%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆3533億円。銘柄数は、値上がり931、値下がり663。
 業種別では、銀行業(+1.56%)が値上率トップ、ゴム製品(-1.97%)が値下率トップ。
 前日の米国市場はプレジデントデーで休場。

個別銘柄
・7201 日産自動車 439.5 前日比+15.5(+3.66%)
 7267 ホンダ は、同社の内田誠社長が退任すれば、同社内の反対勢力に対処できる
 新社長の下で経営統合交渉を再開する用意との報道。内田氏は2026年まで留任する意向。

・8306 三菱UFJ 2,022.0 前日比+39.5(+1.99%)
 上場来高値を更新。
 10~12月期実質GDPが市場予想を上回り、日銀の追加利上げ観測が強まる。
 日本国債10年利回りは1.4%を超える推移。

・2936 ベースフード 658 前日比+100(+17.92%)
 ストップ高。
 前日の取引終了後、MBFアクセラレーション株式会社による当社株式に対する
 公開買付けに関する賛同及び応募中立の意見表明のお知らせを発表。TOB価格は688。
 このTOBは上場廃止を企図するものではなく、東証グロース市場上場は維持される方針。


所感
農林中央金庫の理事長が退任するとのニュースが出ています。保有する欧米債の市場金利が上昇して債券価格が下落し、2024年4~12月期に1兆4145億円の純損失が出たことによる引責辞任とのこと。

一方、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式にそれぞれ25%を割り振る運用で、2001年から20年間で約100兆円増え、現在の運用額は約200兆円。運用によって原資を2倍にしています。

巨額の資金を運用する機関において、ポートフォリオをどのように構成するかは、投資規模が小さい個人とは比較にならない程重要になって来ると思われます。配分に悩む程の資産を所有はしてみたいものの、他所様の資産をお預かりし、それを運用によって増やさなければならない義務は、ちょっと御免被ります。

error: コンテンツは保護されています。