


終値
・日経平均 34,220.60 前日比-59.32(-0.17%)
・TOPIX 2,532.12 前日比+3.19(+0.13%)
・グロース250 658.73 前日比-8.80(-1.32%)
市況
東証プライム市場の売買代金は3兆2838億円。銘柄数は、値上がり1,113、値下がり484。
業種別では、パルプ・紙(+3.01%)が値上率トップ、電気機器(-0.84%)が値下率トップ。
15:00頃、ついにドル円は1ドル=139.89円までドル安に。
個別銘柄
・7205 日野自動車 453.3 前日比+24.7(+5.76%)
三菱ふそうトラック・バスと経営統合する方向で調整に入ったとの報道。
持ち株会社を設立し、2026年4月を目標に東証プライム市場への上場を目指す。
・7733 オリンパス 1,758.0 前日比-35.0(-1.95%)
ジェフリーズ証券が投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げ。
目標株価を3,300から1,900に引き下げ。
同社は売上高の42%を北米に依存しており、日本の医療機器メーカーの中で、
米国の関税の影響を最も受けるとの予想。
・6269 三井海洋開発 3,990 前日比+375(+10.37%)
前日の13:00頃、エクソンモービルガイアナ社より、
南米ガイアナのスターブルーク鉱区ハンマーヘッドフィールド向け
浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備の契約を受注したと発表。
同時に、ガイアナの複数の設備を対象に、運転・保守支援契約を締結し、
長期間にわたる運転・保守サービスも提供する予定。
所感
三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式のチャートを久しぶりに見ましたが、4/9(水)には基準価額22,305まで下落しており、暴落直後の昨年8/6(火)の22,688を割り込んでいました。
積み立ての設定次第ではありますが、新NISAで投資信託を始められた方の中にも赤字が出始めているのではないでしょうか。2024年初の20,756も射程圏内に入っており、全員含み損状態も現実味を帯びて来ています。
米財務長官の「米中貿易摩擦が緩和されると確信しているものの、将来行われる見通しの中国との交渉は長期戦になるだろう」という発言で今晩の米国市場は上昇したとする向きもあるようですが、後付け感は否めません。不合理に値を下げては要人発言を取り上げ、気紛れに値を上げては緊張が緩和したと言って退ける相場はまだまだ続きそうです。