【冷めゆく市場】2025年4月21日(月)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 34,279.92 前日比-450.36(-1.30%)
・TOPIX 2,528.93 前日比-30.22(-1.18%)
・グロース250 667.53 前日比-2.43(-0.36%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は3兆857億円。銘柄数は、値上がり653、値下がり937。
 業種別では、パルプ・紙(+3.53%)が値上率トップ、輸送用機器械(-2.25%)が値下率トップ。
 ドル円はザラ場中に1ドル=140.62円までドル安進行。

個別銘柄

・3861 王子ホールディングス 659.6 前日比+41.3(+6.68%)
 本日14:00頃、中期経営計画2027骨子を発表。
 2027年度の目標値に関して、営業利益1,200億円、純利益800億円、ROE8.0%とした上で、
 配当性向50%、中計期間累計で自己株式取得1,200億円を目指す。

・7780 メニコン 1,353 前日比+146(+12.10%)
 本日10:00頃、価格改定のお知らせを発表。
 1DAYメニコンプレミオ両目の価格を5,940円から6,270円とするなど、
 メルスプラン月額費用等や3CPLANを2025年6月21日より、
 販売用レンズ各種の価格を2025年7月1日出荷分より改定する。

・8935 FJネクHD 1,178 前日比+23(+1.99%)
 本日11:15頃、通期連結業績予想の修正に関するお知らせおよび
 配当予想の修正に関するお知らせを発表。
 25年3月期の連結業績予想数値に関して、今回修正予想における増現率は、
 売上高+8.7%、営業利益+25.3%、純利益+28.0%。
 期末配当予想を26円から30円へ4円増配。


所感
最近は米国が風邪を引くと日本がくしゃみをするようです。

米大統領が連邦準備理事会(FRB)議長に対する姿勢を更に強硬化させ、Mr. Too Late (ミスター遅過ぎ)と評していると報道されていますが、NYダウ、NASDAQ、S&P500、SOX指数がすべて-2%以上下落した理由としては少々弱い気もします。少なくとも利下げは株式市場にとっては原則的に好材料視されるもののはずですが。

一方の日経先物は本稿執筆時点で-0.5%程度と、米国程には被害を受けていないように見えます。もういちいち付き合い切れないといったところでしょうか。

本日の東証プライム市場の売買代金は3兆857億円と、今年最低額とのこと。明日にも3兆円を割り込むかもしれません。

昨年の年始には新NISAが始まって投資の機運が高まり、2月には約34年ぶりに日経平均が史上最高値を更新といった華々しい報道が飛び交っていましたが、今はもう見る影もありません。まるで株式投資に対する興味が失われてしまったかのようです。

そんな時こそ突然大きな買い仕掛けが始まったりするものではないか?と目論むことは、laggard 故の too late な思考でしょうか。

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