


終値
・日経平均 37,704.93 前日比+286.69(+0.77%)
・TOPIX 2,751.41 前日比+33.20(+1.22%)
・グロース250 644.32 前日比+5.32(+0.83%)
市況
東証プライム市場の売買代金は4兆9126億円。銘柄数は、値上がり1,292、値下がり319。
業種別では、機械(+3.54%)が値上率トップ、医薬品(-0.54%)が値下率トップ。
米国防次官より日本に対し、防衛費支出をGDP比で3%以上に引き上げる要求。
個別銘柄
・7011 三菱重工業 2,520.5 前日比+245.5(+10.79%)
本日の売買代金は3728.51億円。上場来高値を2558.5に更新。
地政学的リスクに備え、世界的に国防費拡大に向けた動き。
・3382 セブン&アイ 2,120.0 前日比+122.0(+6.11%)
本日13:00過ぎ、同社が大規模な自己株取得を実施する方向で調整しているとの報道。
取引終了後に、2030年度までに総額2兆円を自己株式取得の形で株主に還元するとの会社発表。
併せて、5月の株主総会後、スティーブン・デイカス氏が代表取締役社長兼CEOに任命される。
・7261 マツダ 1,028.0 前日比+23.0(+2.29%)
米政権が前日に、米自動車メーカーからの要請を受けて行われた協議において、
カナダとメキシコからの輸入品への25%関税について、自動車を1ヶ月間対象外にすると発表。
メキシコ関税によるマイナスインパクトが意識されていた同社に買い。
所感
日本株を動かすのは海外投資家であると言われますが、確かにそうだと思わされます。
本日東証が発表した2月第4週(25日~28日)の投資部門別売買動向では、海外投資家が現物を大きく売り越しており、6071.54億円となっています。どうやらこれは昨年9月第2週以来の金額であるようです。先物も合わせると1兆1796億円となり、昨年8月の大暴落直前、7月第4週以来の巨額が売り越されているとのこと。
本稿執筆時点で日経先物は37,000を割り込む水準まで売り崩されており、米株の各指標も軒並みマイナス、SOX指数に至っては-4%の下落に見舞われています。
多少は慣れましたが、またしても憂鬱な週末になりそうです。