終値
・日経平均 39,161.34 前日比+459.44(+1.19%)
・TOPIX 2,726.74 前日比+24.75(+0.92%)
・グロース250 630.16 前日比+5.27(+0.84%)
市況
東証プライム市場の売買代金は3兆5066億円。銘柄数は、値上がり1,179、値下がり408。
業種別では、電気・ガス業(+2.35%)が値上率トップ、海運業(-0.56%)が値下率トップ。
海外投資家はクリスマス休暇入りで薄商い。
個別銘柄
・7267 ホンダ 1,276.5 前日比+47.0(+3.82%)
本日の取引終了後、発行済株式総数の23.7%に相当する11億株もしくは
1兆1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表。
また、7201 日産自動車との経営統合に向けた検討に関する基本合意書締結と、
7211 三菱自動車工業との協業形態の検討に関する覚書締結を発表。
・6753 シャープ 976.3 前日比-13.6(-1.37%)
12/20(金)の取引終了後、固定資産の譲渡に関するお知らせを発表。
保有する大阪府堺市の液晶パネル工場関連の土地と建物の一部を 9434 ソフトバンク へ売却。
・4107 伊勢化学工業 29,700 前日比+3,490(+13.32%)
12/20(金)の取引終了後、通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせを発表。
24年12月期の通期連結業績予想において、修正による増減率は、
売上高+0.6%、営業利益+13.2%、純利益+10.9%。
期末配当予想を160円から200円へ引き上げ、40円増配。
所感
先週から慌ただしい 7267 ホンダ ですが、規格外の自社株買いが発表されました。発行済株式総数の23.7%は中々お目に掛かれないのではないでしょうか。会見で説明されたところによると、「過去から積み上がった自己資本の適正化」であり、「これでも十分やっていけるという自信の表れと受け取ってほしい」とのことです。
本日の終値は1,276.5で、PER=6.2、PBR=0.48、予想配当利回り5.33%と、そもそも不思議なくらい売られ過ぎの水準であったように感じます。またとない好機と判断されたのでしょうし、何より、株価の下落を看過しないという姿勢は投資家にとっては好印象です。
しかしながら、経営統合に関しては、余計な心配をしたくなるのが正直なところです。外資に持っていかれるくらいなら、という気概は称賛したいところですが、共倒れになるような事態がどうしても頭を過ります。今後の采配を拝見したいと思います。