【底抜けの円高】2024年11月27日(水)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 38,134.97 前日比-307.03(-0.80%)
・TOPIX 2,665.34 前日比-24.21(-0.90%)
・グロース250 633.97 前日比-1.50(-0.24%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆1750億円。銘柄数は、値上がり271、値下がり1,353。
 業種別では、その他製品(+1.12%)が値上率トップ、輸送用機器械(-3.39%)が値下率トップ。
 ドル円は大引け後に1ドル=152円を割り、その後も円高進行。

個別銘柄
・7203 トヨタ自動車 2,571.0 前日比-96.5(-3.62%)
 次期米政権で財務長官に指名されたスコット・ベッセント氏がドル安肯定論者であることで、
 今後外国為替市場で円高圧力が高まるとの見方が浮上。
 11月のFOMC議事要旨も緩和的な内容であり、ドル売り円買いを誘導。

・8136 サンリオ 4,416 前日比-744(-14.42%)
 前日の取引終了後、既存株主による25,.871,800株の売り出しを実施すると発表。
 需要状況に応じて、上限3,880,700株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。
 売出人には代表取締役社長も名を連ねている。

・9009 京成電鉄 4,641 前日比+222(+5.02%)
 前日の取引終了後、4661 オリエンタルランド が実施する自社株買いへの応募を発表。
 18,000,000株を売却し、売却額は最大618億円となり、
 成長投資や有利子負債削減などへの原資として材料視されている。


所感
また1つ日本株安のたがが外れた気がします。

ドル円は大引け後もジリジリと円高が進み、一時1ドル=150.47円を付ける場面がありました。ドル円の日足チャートに、9月末のFOMCで0.5%の米政策金利引き下げが発表されて以来の長い陰線が現れています。

10月の米個人消費支出価格指数は前年比+2.3%上昇となり、利下げが遠のく材料となったからでしょうか、米主要指数は揃って下落。SOX指数などは、一時前日比-3%を上回る下落幅となりました。呼応するように日経先物も下落し、38,000を余裕で割り込み、本稿執筆時点では37,700台での攻防となっています。

今は恐らく「休むも相場」のタイミングなのだと思います。頭では分かっているつもりでも、含み損の額を見ると引くに引けず、更に損失が拡大する悪循環から脱せずにいます。

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