【石破ショック】2024年9月27日(金)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 39,829.56 前日比+903.93(+2.32%)
・TOPIX 2,740.94 前日比+19.82(+0.73%)
・グロース250 675.75 前日比+14.10(+2.13%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は5兆6354億円。銘柄数は、値上がり658、値下がり955。
 業種別では、精密機器(+3.11%)が値上率トップ、銀行業(-2.43%)が値下率トップ。
 自民党総裁選において、高市早苗氏選出の期待から、日経平均は39,829.56で大引け。
 その後、石破茂氏選出の報が伝わると、CME日経先物は37,650.00まで急落。
 新総裁決定の前後で、ドル円は1ドル=146.47円から142.80円まで円高急騰。

個別銘柄
・9104 商船三井 5,063 前日比-59(-1.15%)
 25年3月期中間配当予想は180円であり、前日終値5,122比で約3,5%。
 これに対し本日終値が前日終値比-1.15%の5,063であるため、配当取りに軍配。
 ただし、新総裁決定後のPTSでは一時4,850まで下落。前日終値比-5.31%。逆転。

・6920 レーザーテック 26,235 前日比+1,985(+8.19%)
 新総裁決定後のPTSでは一時23,900まで下落。前日終値比-1.44%。

・7011 三菱重工業 2,194.0 前日比+102.0(+4.88%)
 新総裁決定後のPTSでは一時1,850.0まで下落。前日終値比-11.57%。
 石破新総裁でも妙味ありかと思われた防衛関連株も大幅下落。


所感
甘く見ていました。

自民党総裁選が株価に与える影響は過大評価されているような気もするなどと、昨日の私はまったく何も分かっていませんでした。新総裁の人選次第でサーキットブレーカーが発動されるまで日経先物が売り込まれるなど、想像すらできていませんでした。

今後、金融所得課税がどのように強化されるのか、実のところはまだ何も考えられていないと思われます。まことしやかに語られている消費税15%が現実味のある数値なのか、一人歩きしている噂なのかも不明です。ですが、それは大して重要ではないのかもしれません。株式市場にとっての関心事は、石破氏はそのようなイメージが付き纏う人物であるという点のみです。

日経先物が5%近く下落しています。今確かなのは、9/30(月)は、程度の差こそあれ、ブラックマンデーがほぼ確定したということだけではないでしょうか。

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