終値
・日経平均 37,155.33 前日比+775.16(+2.13%)
・TOPIX 2,616.87 前日比+51.50(+2.01%)
・グロース250 662.06 前日比+21.87(+3.42%)
市況
東証プライム市場の売買代金は4兆594億円。銘柄数は、値上がり1,341、値下がり257。
業種別では、海運業(+4.49%)が値上率トップ、値下がり業種は無し。
FOMCにおける9月米利下げは0.5%で着地。日米金利差は縮まるも、ドル円は円安へ推移。
個別銘柄
・7203 トヨタ自動車 2,610.5 前日比+125.5(+5.05%)
未明のFRB利下げ発表後、ドル円は一時1ドル=143.94円まで円安進行。
同社は1円の円安で500億円の営業利益増になるとされる。
・7011 三菱重工業 1,856.0 前日比+67.0(+3.75%)
フランス衛星オペレーター大手の Eutelsat と、2027年以降、
H3ロケットによる打ち上げ輸送サービスを複数回提供することで合意したと発表。
・1911 住友林業 6,770 前日比+265(+4.07%)
前日に米商務省が発表した8月住宅着工件数は前月比9.6%増で、4ヶ月ぶりの高水準。
FOMC決定により住宅ローン金利が低下し、米住宅市場の追い風となるとの期待も。
所感
恐ろしい程予想が当たりません。
昨日の、日経平均は36,000台に居座るという皮肉も、FOMCの結果が0.25%になろうが0.50%になろうが日本株は下落するという宣言も、両方大外れでした。外れて良かったのですが。
しかし、天邪鬼と申しましょうか、米利下げ確定を待っていたかのように、逆方向である円安に切り返すのは、どのような市場の作用と説明されるのでしょうか。不条理な事ばかり起きます。
本稿執筆時点では、日経先物が明日の日経平均続伸を予感させる動きをしていますが、果たしてこの雰囲気は寄り付きまで持つものでしょうか?
明日昼頃に日銀会合の結果発表と、大引け後に植田総裁の会見が予定されています。「市場との対話は正直、失敗した。」もう聞きたくないものです。