今回は珍しく売買が上手くいった時の振り返りです。
4月に 7735 SCREENホールディングス で惨敗した私は、窮地に立たされた際の自分に決断力がないことを自覚し、感情を排除した売買ルールを作らなければと考えていました。色々な銘柄の過去の日足チャートを見ながら、どのテクニカル指標の、どのサインなら納得して出入りできていたか?勝率が高かったか?を、素人の足りない頭で吟味した結果、MACD のゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売る、という王道の手法が、自分の性格にも合っているのではないかという結論に至りました。
4/24(水)、年始の成功経験銘柄の1つである 8053 住友商事 がこの状況になったため、長い陽線の反動に怯えながら、3,894の時に買いでエントリーしました。
デッドクロスが発生したら何があっても売る、と決めていましたが、奇跡的なタイミングで米エリオットの投資報道があり、大きく窓を開けて株価は急伸。一時は高値4,433を付けています。そのまま青天井に上昇していく幸運までは恵まれませんでしたが、5/16(木)にデッドクロスが発生した日に、4,133ですべて売りました。アクティビストの参入という好機を掴んだ割には少ない戦果かもしれませんが、この時の自分は手応えを感じていました。
後日談ですが、その後の値動きは冴えないものになっています。物言う株主の効力は今のところ一過性であり、株価の推移は既定路線に戻ったように感じられます。とはいえ、まだ PER 10 にも満たない水準ですので、長期的には今後上昇していくと見込んでいます。MACD がマイナス圏でゴールデンクロスを形成することがあれば、再度エントリーするつもりでいます。
証券口座の売買履歴を見て思い出しましたが、4/25(木)に3,860、4/26(金)に3,914、4/30(火)に4,193で買い増しをしていました。ここは漠然と判断してしまっており、売買ルールにまで昇華できていません。ゴールデンクロスの日にどの程度のポジションを持つのか?を決めておくことが次の課題になりそうです。