laggard
- 製造業会社員
- なんちゃってプログラマー
- 独身オジサン
- 大阪在住15年以上
- 休日はゲーム三昧
- 本気で投資に向き合い始めたのは2023年
投資する理由
2023年、日本の名目GDPは591兆円で、ドイツに抜かれ3位を明け渡したものの世界4位であり、経済大国であることに間違いはないと思います。ですが、OECD(経済協力開発機構)が2023年に発表した日本の時間当たり労働生産性は52.3ドルで、加盟38ヶ国中30位でした。これは、名目GDP世界49位のポルトガル、53位のニュージーランド、57位のハンガリー、79位のリトアニア、101位のエストニアよりも低い順位です。要するに、低い生産性を補うために、大量の人員と時間を投入しているということです。
あまり愚痴っぽいことは言いたくありませんが、増え続ける会議体、誰も読まないのに作る義務だけは存在する書類、効果が出ていないのに聖域化して辞められないカイゼン活動など、皆様の周りにも溢れているのではないでしょうか?
厚生労働省の勤労統計調査では、2024年3月の時点で、物価変動を加味した実質賃金は24ヶ月連続でマイナス。日本の労働者は貧しくなり続けています。また、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」においては、「働く意欲がある高年齢者がその能力を十分に発揮できるよう」という謳い文句で、定年を70歳まで引き上げることなどを努力義務として事業主に課しています。この努力義務が義務になるのは時間の問題ではないでしょうか。
働き方改革という言葉は早くも形骸化しています。これから待ち受けているのは、どれだけ心身が衰えようが、傷病に苦しんでいようが、お金のために寿命の瞬間まで働き続ける未来であると私は考えています。
それに対する私の答えが投資です。当然リスクは高いです。始める時期も遅きに失しました。ですが、何も行動しなかったことを後悔したくありません。そんな思想で株式投資に取り組んでいます。