【所詮SQまでの買い仕掛け】2025年10月10日(金)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 48,088.80 前日比-491.64(-1.01%)
・TOPIX 3,197.59 前日比-60.18(-1.85%)
・グロース250 746.37 前日比-12.87(-1.70%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は兆億円。銘柄数は、値上がり148、値下がり1,442。
 業種別では、小売業(+0.57%)が値上率トップ、証券業(-5.09%)が値下率トップ。
 株価指数オプション10月物の特別清算指数(SQ)値は48,779.14。
 夜間にCFD日経先物は-2,887(-6.00%)の大幅下落。
 公明党が自民党に連立を離脱する方針を伝えた。26年間続いた自公の協力体制が解消。

個別銘柄

・8031 三井物産 3,714 前日比-79(-2.08%)
 前日の取引終了後、主要株主及び主要株主である筆頭株主の異動を発表。
 米 Berkshire Hathaway の完全子会社である National Indemnity Company に関して、
 総株主の議決権の数に対する割合が10.12%となり、筆頭株主に。

・9861 吉野家ホールディングス 3,196.0 前日比+152.0(+4.99%)
 前日の取引終了後、26年2月期の中間決算を発表。
 前年同期比の業績は、売上高+11.2%、営業利益+19.5%、純利益+19.5%。
 通期の前年比業績予想は、売上高+9.8%、営業利益+12.2%、純利益+26.2%へ上方修正。
 予想年間配当金を20円から22円へ2円増配。
 原材料価格高騰および人件費増加の影響により4月に価格改定を実施。

・4430 東海ソフト 1,784 前日比+98(+5.81%)
 前日の取引終了後、26年5月期の第1四半期決算を発表。
 前年同期比の業績は、売上高+30.9%、営業利益+42.1%、純利益+48.5%。
 通期の前年比業績予想は、売上高+12.0%、営業利益+11.5%、純利益+5.4%に据え置き。
 国内の製造、流通業における設備投資や関連する製造関連業務システム開発に関しては、
 事業のデジタル化のためのシステム投資が継続し堅調な状況を維持。


米国株
・NYダウ (ダウ工業株30種平均) 45,479.60 前日比-878.82(-1.90%)
・NASDAQ (ナスダック総合指数) 22,204.42 前日比-820.20(-3.56%)
・S&P500 (スタンダードアンドプアーズ500種指数) 6,552.51 前日比-182.60(-2.71%)
・SOX指数 (フィラデルフィア半導体株指数) 6,407.60 前日比-432.61(-6.32%)

投資信託
・eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) 基準価額31,650 前日比-62(-0.2%)
・eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) 基準価額37,623 前日比-16(-0.04%)


所感
久しぶりに所感を書きます。

上述しましたが、本日の夜間取引にてCFD日経先物が-2,887(-6.00%)の大幅下落となっています。これがそのまま翌週の寄り付きに反映されれば、日経平均の下落幅は歴代3位、4月のトランプ関税ショックを超えるマイナスとなります。

思うに、自民党新総裁であるとか、政党の連立解消であるとかは、今回の下落の主因ではなく、タイミングが重なっただけではないでしょうか。SQ値の算出までは日経平均を高い数値で維持する目的を持って買い支えていた主体が、SQ日の寄付を過ぎてその動機を失っただけであると考えます。

日々のニュースを追いかけ、それが株価にどのように影響するかを考察するのもよいですが、知れ渡る頃には既に株価に織り込まれており、投資の成功に結び付けるのは困難です。

信用買いと空売りの残高、先物のポジションを見て、SQや指数のリバランスといった需給イベントで大口がどのように稼ごうとしているのかを予想し、追随する。これが短期投資で成果を出すために最も有効な姿勢であるように感じます。

私にはそんな器用な事は出来そうにありませんので、大人しくインデックスファンドを買い続け、死んでも手放さない努力の方を継続しようと思います。

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