【東京エレクトロンショック】2025年8月1日(金)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 40,799.60 前日比-270.22(-0.66%)
・TOPIX 2,948.65 前日比+5.58(+0.19%)
・グロース250 762.27 前日比+1.95(+0.26%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は5兆6149億円。銘柄数は、値上がり1,300、値下がり291。
 業種別では、電気・ガス業(+2.95%)が値上率トップ、精密機器(-3.60%)が値下率トップ。
 8035 東京エレクトロン 単独で日経平均を約500押し下げ。

個別銘柄

・8035 東京エレクトロン 22,405 前日比-4,925(-18.02%)
 一時ストップ安。
 前日の取引終了後、26年3月期の第1四半期決算を発表。
 前年同期比の業績は、売上高-1.0%、営業利益-12.7%、純利益-6.6%。
 通期の前年比業績予想は、売上高-3.4%、営業利益-18.3%、純利益-18.4%へ下方修正。
 予想年間配当金を618円から485円へ133円減配。
 半導体メーカーによる設備投資計画の調整が見受けられるとしている。

・6526 ソシオネクスト 2,785.5 前日比-119.5(-4.11%)
 前日の取引終了後、26年3月期の第1四半期決算を発表。
 前年同期比の業績は、売上高-34.5%、営業利益-86.0%、純利益-93.9%。
 通期の前年比業績予想は、売上高-7.2%、営業利益-44.0%、純利益-46.4%に据え置き。
 中国市場における通信機器関係及び産業機器分野の需要減少や、
 前連結会計年度後半から継続した一部顧客での在庫調整の影響などとしている。

・6504 富士電機 8,652 前日比+1,075(+14.19%)
 前日の取引終了後、26年3月期の第1四半期決算を発表。
 前年同期比の業績は、売上高+4.9%、営業利益+4.9%、純利益-4.8%。
 通期の前年比業績予想は、売上高+2.8%、営業利益+5.8%、純利益-7.3%へ上方修正。


米国株
・NYダウ (ダウ工業株30種平均) 43,588.58 前日比-542.40(-1.23%)
・NASDAQ (ナスダック総合指数) 20,650.13 前日比-472.32(-2.24%)
・S&P500 (スタンダードアンドプアーズ500種指数) 6,238.01 前日比-101.38(-1.60%)
・SOX指数 (フィラデルフィア半導体株指数) 5,527.60 前日比-80.32(-1.43%)

投資信託
・eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) 基準価額29,103 前日比+125(+0.43%)
・eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) 基準価額34,806 前日比+198(+0.57%)


所感
昨年の今頃も、8月に入ってから日経平均は3日続落して記録的な下げ幅となりましたが、8月初日である本日の日経先物は2%以上下落し、3万台に戻ってきています。昨年は利上げのニュースがあった事は今年と異なりますが、状況が少し似ているような気もします。

米労働省が発表した7月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は73,000人増となり、市場予想の110,000人増を大きく下回ったとされましたが、それ以上に問題視すべきは、5月の数値が125,000人増から19,000人増に、6月の数値が147,000人増から14,000人増に、信じられない程下方修正された事ではないかと考えます。このような精度でしか算出できないのであれば、もう速報値を公表するのはお止めになっては如何でしょうか。

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