


終値
・日経平均 33,982.36 前日比+396.78(+1.18%)
・TOPIX 2,488.51 前日比+21.60(+0.88%)
・グロース250 633.92 前日比+2.52(+0.40%)
市況
東証プライム市場の売買代金は3兆8791億円。銘柄数は、値上がり1,322、値下がり276。
業種別では、医薬品(+2.95%)が値上率トップ、海運業(-0.98%)が値下率トップ。
米関税の顔色を毎日窺う展開が続く。
個別銘柄
・6857 アドバンテスト 5,909 前日比+277(+4.92%)
米相互関税の対象からスマートフォンやパソコン、半導体製造装置などを除外するとの報道。
・6323 ローツェ 1,452.5 前日比+233.0(+19.11%)
前週末の取引終了後、25年2月期の本決算を発表。
前年比の業績は、売上高+33.4%、営業利益+32.7%、純利益+20.7%。
年間配当金を16円から17円へ1円増配。
次期の前年比業績予想は、売上高+3.0%、営業利益-5.2%、純利益-0.6%。
併せて、発行済株式総数の3.0%に相当する530万株もしくは
50億円を上限とする自社株買いの実施を発表。
・3046 ジンズホールディングス 8,800 前日比+1,320(+17.65%)
前週末の取引終了後、25年8月期の中間決算を発表。
前年同期比の業績は、売上高+17.9%、営業利益+101.1%、純利益+143.2%。
通期の前年比業績予想は、売上高+11.5%、営業利益+37.9%、純利益+54.2%。
予想年間配当金を67円から94円へ27円増配。
所感
日々の上下幅が小さくなってきたのではないでしょうか。
米相互関税において、90日間停止や特定製品の除外など、経済指標が損害を受け過ぎると条件を緩和する前例が次々と作られています。半導体製造装置が対象外になるのは、少し前までなら市場に大きな影響を与えていたと思われますが、本日の値動きは米国も日本も1%程度に収まっています。有体に言って、飽きられ始めていないでしょうか。
市場が冷静になり、関税の影響を受け難い内需株や、関税を踏まえた上でも好採算の銘柄に目が向けられ、業績に応じた株価まで回復する展開を熱望します。