【幻のSQ値】2025年3月14日(金)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 37,053.10 前日比+263.07(+0.72%)
・TOPIX 2,715.85 前日比+17.49(+0.65%)
・グロース250 659.26 前日比+9.54(+1.47%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆8369億円。銘柄数は、値上がり959、値下がり600。
 業種別では、非鉄金属(+3.69%)が値上率トップ、海運業(-0.87%)が値下率トップ。
 株価指数先物・オプション3月物のSQ値は36,483.79。
 日経平均株価はザラ場中に一度もこれを下回らず、幻のSQ値に。

個別銘柄
・9501 東電HD 434.9 前日比+14.0(+3.33%)
 資産や投資の圧縮を通じて1,000億円規模の収支改善を進めるとの報道。
 送配電子会社などが保有する遊休地や上場するグループ会社株の一部売却、
 原発や送配電事業での設備投資の抑制・延期などを検討する。

・8142 トーホー 3,250 前日比+500(+18.18%)
 ストップ高。
 前日の取引終了後、25年1月期の本決算を発表。
 前年比の業績は、売上高+0.6%、営業利益-4.1%、純利益+24.4%。
 年間配当金を110円から125円へ15円増配。
 26年1月期の同業績予想は、売上高+2.7%、営業利益+9.4%、純利益+4.8%。
 予想年間配当金を前年比25円増配し150円とした。

・6619 ダブル・スコープ 228 前日比-44(-16.18%)
 前日の取引終了後、25年1月期の本決算を発表。
 前年比の業績は、売上高-35.4%、営業利益赤転、純利益赤転。
 26年1月期の同業績予想は、売上高-82.6%、営業利益赤拡、純利益赤拡。
 引き続き市場低迷の影響を受ける見通し。


所感
3月のミシガン大学消費者信頼感指数は約2年ぶりの低水準となる57.9に低下。まあそうでしょうという結果ですが、ブルームバーグ調査のエコノミスト予想全てを下回ったとのことです。本当に当てになりません。

2月下旬にレンジの下限を破って下落した日経平均ですが、特別清算指数を下げることが目的であったように感じます。日足チャートを見る限り、昨年9月のSQは下、12月は上、今月は下となっています。

日経先物は37,529.10で週末を迎えました。次のメジャーSQがある6月は上で、これはその初動である、という物語を想像するのは、都合が良すぎるでしょうか。

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