【揺さぶり過ぎ】2025年3月7日(金)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 36,887.17 前日比-817.76(-2.17%)
・TOPIX 2,708.59 前日比-42.82(-1.56%)
・グロース250 631.01 前日比-13.31(-2.07%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆9212億円。銘柄数は、値上がり456、値下がり1,135。
 業種別では、ゴム製品(+1.34%)が値上率トップ、その他製品(-6.54%)が値下率トップ。
 日経平均終値は昨年9/18(水)以来となる37,000割れ。

個別銘柄
・7974 任天堂 10,335 前日比-1,050(-9.22%)
 ドル円は1ドル=147円台まで円高進行。海外売上高比率が約8割を占める同社には逆風か。
 インデックス売りや海外投資家の持ち高調整の売りが株価を押し下げているとの見方も。

・9021 JR西日本 3,054.0 前日比+90.0(+3.04%)
 野村證券が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ。
 目標株価は3,250から4,000に引き上げ。

・4021 日産化学 4,476 前日比+122(+2.80%)
 前日の取引終了後、発行済株式総数の0.55%に相当する75万株もしくは
 30億円を上限とする自社株買いの実施を発表。


所感
関税で下落。延期で上昇。この構造は早くも崩れました。

米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)が適用される商品は全て関税を免除する、との報道がありながらも、米国株は上昇どころか大幅下落となりました。釣られて、かどうかは分かりませんが、日経平均は半年ぶりの安値まで戻ってきました。

2月の米雇用統計では、失業率が前月よりも0.1%増加して4.1%となるなど、「新大統領の下、米経済は緩慢なペースでの滑り出し」という評価になるようです。

次はカナダの木材と乳製品に250%の相互関税を課すらしいですが、時期も、本当に課税されるかも全く分かりません。そろそろ市場も関税報道に反応しなくなるのではないでしょうか。

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