【鉱物資源の権益】2025年3月4日(火)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 37,331.18 前日比-454.29(-1.20%)
・TOPIX 2,710.18 前日比-19.38(-0.71%)
・グロース250 646.46 前日比-11.84(-1.80%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆8665億円。銘柄数は、値上がり513、値下がり1,070。
 業種別では、機械(+1.15%)が値上率トップ、非鉄金属(-3.71%)が値下率トップ。
 トランプ米大統領がウクライナへの全ての軍事支援を一時停止するよう指示したとの報道。

個別銘柄
・7013 IHI 10,505 前日比+1,097(+11.66%)
 地政学リスクが改めて意識され、防衛関連銘柄へ投資資金がシフト。

・3382 セブン&アイ 2,044.0 前日比-151.0(-6.88%)
 カナダ Alimentation Couche-Tard からの買収提案を拒否し、
 自力での企業価値向上を目指す方針を固めたとの報道。

・2593 伊藤園 2,965.5 前日比-435.5(-12.81%)
 前日の取引終了後、25年4月期の第3四半期決算を発表。
 前年同期比の業績は、売上高+4.2%、営業利益-18.2%、純利益-20.2%。
 通期の前年比業績予想は、売上高+2.8%、営業利益+5.9%、純利益+9.9%に据え置き。


所感
首脳会談が物別れに終わった後も、ゼレンスキー大統領の姿勢に変化は無いようです。「事態を正すべき時」「協力する用意がある」との発言を続けている模様で、この辺りがトランプ大統領の機嫌を損ねたのだと思いますが。

先月のトランプ大統領の発言として報道されているものの中に、「米国が負担した分の見返りとして、何かを与えてほしい。レアアースや石油など手に入るものは何でも要求している。公平ではないからだ。」というものがありました。高額な軍事支援を無償供与し続けることは、実際問題として大きな負担になっているのは理解できます。

鉱物、石油、ガスを含む同国の天然資源の50%の権益や、港湾など重要なインフラの運営権を要求されているようですが、ウクライナは同意するのでしょうか?ロシアに領土を割譲することはもちろんですが、アメリカの属国になることも望んでいないはずです。

日本時間3/5(水)正午過ぎ頃、トランプ政権の施政方針演説があるようです。これ以上株価が下がる材料が出て来ないことを祈ります。

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