終値
・日経平均 38,520.09 前日比-1,052.40(-2.66%)
・TOPIX 2,720.39 前日比-68.27(-2.45%)
・グロース250 642.15 前日比-8.52(-1.31%)
市況
東証プライム市場の売買代金は5兆5629億円。銘柄数は、値上がり155、値下がり1,470。
業種別では、情報・通信(+0.05%)が値上率トップ、輸送用機器械(-5.00%)が値下率トップ。
メキシコとカナダからの輸入品に対し25%、中国に対し10%の追加関税を米政権が発動。
個別銘柄
・7203 トヨタ自動車 2,824.5 前日比-149.0(-5.01%)
米政権の関税発動により、サプライチェーン等に対するネガティブな影響が懸念され下落。
・6526 ソシオネクスト 2,051.0 前日比-384.5(-15.79%)
1/31(金)の取引終了後、25年3月期の第3四半期決算を発表。
前年同期比の業績は、売上高-14.4%、営業利益-26.1%、純利益-18.8%。
通期の前年比業績予想は、売上高-14.1%、営業利益-32.4%、純利益-31.1%へ下方修正。
中国の5G基地局向け商談における特需の終了や、
データセンター、ネットワーク分野での中国市場における通信機器等の需要が減少。
・4506 住友ファーマ 710 前日比+100(+16.39%)
1/31(金)の取引終了後、25年3月期の第3四半期決算を発表。
前年同期比の業績は、売上収益+24.7%、営業利益黒転、純利益黒転。
通期の前年比業績予想は、売上収益+21.1%、営業利益黒転、純利益黒転。
所感
ロイターの記事によると、帝国データバンクが2/3(月)に公表した調査結果では、昨年12月時点で1年以内に倒産する確率の高い企業は全国で12万社を超えているそうです。人手不足や人件費高騰、物価高、資材高などが要因とのこと。
中小企業庁の統計では、倒産の原因は依然として「販売不振」が圧倒的に多いようですが、2024年は「従業員退職」や「求人難」が原因のものが増えています。
政策金利は先月0.5%に決まったばかりですが、今後は更に上がる方へ向かうでしょうし、企業の淘汰は益々激しくなっていくと思われます。投資家としてどこに資産を置くかを考えることも然ることながら、労働者としてどこに自身を置くかを考えることも、サラリーマン投資家にとっては一層重要になっていきそうです。決断と行動あるのみです。