終値
・日経平均 39,572.49 前日比+58.52(+0.15%)
・TOPIX 2,788.66 前日比+6.73(+0.24%)
・グロース250 650.67 前日比-1.93(-0.30%)
市況
東証プライム市場の売買代金は4兆6090億円。銘柄数は、値上がり604、値下がり977。
業種別では、証券業(+2.54%)が値上率トップ、その他製品(-1.41%)が値下率トップ。
中 DeepSeek-R1 のニュースや情報に関する正答率は17%で、
米 ChatGPT ( OpenAI ) や Gemini ( Google ) など、米欧の競合との比較では
11アプリ中10位だったとの報道。DeepSeek 脅威論が後退したとの観測も。
個別銘柄
・9104 商船三井 5,288 前日比+126(+2.44%)
本日正午頃、25年3月期の第3四半期決算を発表。
前年同期比の業績は、売上高+8.2%、営業利益+52.7%、純利益+80.8%。
通期の前年比業績予想は、売上高+10.0%、営業利益+49.3%、純利益+52.9%へ上方修正。
年間配当金予想を300円から340円へ、40円増配。
1/31(金)取引終了後の予想配当利回りは6.43%に。
・7751 キヤノン 5,018 前日比-52(-1.03%)
前日の取引終了後、24年12月期の本決算を発表。
前年比の業績は、売上高+7.9%、営業利益-25.5%、純利益-39.5%。
25年12月期の業績予想は、売上高+5.0%、営業利益+85.5%、純利益+127.5%。
年間配当金を150円から155円へ、5円増配。25年12月期予想は160円。
・1942 関電工 2,491.5 前日比+146.0(+6.22%)
およそ38年ぶりの上場来高値更新。
本日13:00頃、25年3月期の第3四半期決算を発表。
前年同期比の業績は、売上高+12.9%、営業利益+68.2%、純利益+59.1%。
通期の前年比業績予想は、売上高+11.3%、営業利益+39.2%、純利益+52.5%へ上方修正。
年間配当金予想を51円から82円へ、31円増配。
所感
数学的推論能力のベンチマーク「MATH-500」のスコアでは、DeepSeek-R1 が97.3だったのに対し、OpenAI o1-1217 は96.4だった、という報道もある一方、ニュースや情報に関する問いかけ(プロンプト)に対しては、正答が17%、誤答が30%で、残りの53%は曖昧または役に立たない回答であったとされています。ニュースや情報に対する解釈は、何を以て正しいとするかの主観も入るでしょうから、数字を完全に鵜呑みには出来ないまでも、綻びを感じさせる内容です。
アメリカの対中輸出規制の対象となっている先端半導体を、第三国を迂回して調達した可能性があるという報道も出始めています。DeepSeek に対しては、脅威論だけでなく懐疑論も育ちつつあると感じます。
アメリカが、メキシコとカナダからの輸入品に対する25%、中国への10%の関税をいずれも2/1(土)に発動するという報道もありました。どちらかと言うと、来週の目玉はこの「トランプ関税」に移るかもしれません。