


終値
・日経平均 39,931.98 前日比-26.89(-0.07%)
・TOPIX 2,751.04 前日比-0.70(-0.03%)
・グロース250 640.72 前日比+15.99(+2.56%)
市況
東証プライム市場の売買代金は4兆5000億円。銘柄数は、値上がり1,047、値下がり514。
業種別では、その他製品(+1.62%)が値上率トップ、輸送用機器械(-1.04%)が値下率トップ。
日銀金融政策決定会合で、政策金利を0.25%から0.5%へ引き上げることが決定。
個別銘柄
・6146 ディスコ 47,430 前日比-3,430(-6.74%)
前日の取引終了後、25年3月期の第3四半期決算を発表。
前年同期比の業績は、売上高+34.1%、営業利益+52.7%、純利益+74.8%。
通期の前年比業績予想は、売上高+21.3%、営業利益+25.8%、純利益+34.1%。
年間配当金を前年比62円増配。
・7211 三菱自動車工業 447.9 前日比-33.1(-6.88%)
7267 ホンダ と 7201 日産自動車 の経営統合に向けた協議を巡り、
同社は合流を見送る方向で調整に入ったとの報道。
株式の上場を維持したうえで、2社との協業関係の強化を図る。
・5020 ENEOS 781.3 前日比-6.7(-0.85%)
トランプ米大統領は、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)にオンラインで参加し、
産油国で構成される石油輸出国機構(OPEC)に原油価格の引き下げを求める意向を示した。
所感
大方の予想通り、日銀金融政策決定会合にて、政策金利が0.5%へ引き上げられることが発表されました。前回の利上げが昨年8月の株価暴落の初動になったことは記憶に新しいですが、今回は2025年度の物価見通しの引き上げ幅がタカ派的であると広く報道されているようです。どうしてももう一度株価を下げたい事情があるのでしょうか。本稿執筆時点で、米国市場は軟調ですが、日経先物は+600近い上昇になっており、一先ず即暴落の心配は無さそうではあります。
6146 ディスコ の決算発表で毎回思うことですが、あのアナリスト予想という代物はどうにかならないのでしょうか?期待先行で値が上がっていたとは言え、四半期実績でも通期予想でも2桁増収2桁増益の銘柄が、予想未達であるという理由で(もちろん要因は他にも有り得ますが)決算翌日に-7%近く売り込まれるのは、どうにも違和感があります。市場予想が外れて未達となった時に下がるべきは、企業の株価ではなく、アナリストの評価と信用ではないでしょうか?