【半導体銘柄苦境】2025年1月14日(火)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 38,474.30 前日比-716.10(-1.83%)
・TOPIX 2,682.58 前日比-31.54(-1.16%)
・グロース250 636.92 前日比-7.80(-1.21%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆5554億円。銘柄数は、値上がり263、値下がり1,343。
 業種別では、鉱業(+1.29%)が値上率トップ、電気機器(-2.28%)が値下率トップ。
 米政府がAI向け先端半導体と技術の輸出制限を強化する規制案を公表。

個別銘柄
・6857 アドバンテスト 9,424 前日比-956(-9.21%)
 NVIDIA は1/7(火)の高値153.13から1/13(月)の安値129.51まで下落。
 生成AI向け次世代チップ Blackwell の過熱問題で主要顧客が注文を削減したとの報道。
 米政府の半導体輸出規制強化もあり、半導体テスターを納入する同社にも影を落とす。

・7453 良品計画 3,700.0 前日比+165.0(+4.67%)
 1/10(金)の取引終了後、25年8月期の第1四半期決算を発表。
 前年同期比の業績は、営業収益+21.3%、営業利益+58.2%、純利益+52.6%。
 通期の前年比業績予想は、営業収益+14.0%、営業利益+14.0%、純利益+5.9%に上方修正。

・3254 プレサンス 2,357 前日比+400(+20.44%)
 1/10(金)の取引終了後、親会社の 3288 オープンハウスグループ から
 完全子会社化を目的としたTOBを受け、これに賛同すると発表。TOB価格は2,390。


所感
上記、3254 プレサンス はTOB成立後に上場廃止となりますが、毎週ネットキャッシュ比率1以上リストを作成する際、何度となく目にしていました。惜しくも時価総額が500億円を超えていたため、最終的にスクリーニング結果から外れていましたが、流動資産から負債を引いた額は、ほぼ常に時価総額を上回っていました。

昨年8月下旬には、スクリーニング結果の常連であった 1451 KHC が 8917 ファースト住建 からTOBを受けたと発表し、その後上場廃止になっています。

TOB銘柄など狙って引き当てられるものではありませんが、今後は統廃合の動きが加速する可能性もありますし、やはり割安な銘柄を好んで持っておく事は筋の良い選択であると思われます。

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