【20年も待てない】2025年1月9日(木)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 39,605.09 前日比-375.97(-0.94%)
・TOPIX 2,735.92 前日比-34.08(-1.23%)
・グロース250 643.42 前日比-0.25(-0.04%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆3226億円。銘柄数は、値上がり332、値下がり1,278。
 業種別では、その他製品(+1.56%)が値上率トップ、海運業(-4.91%)が値下率トップ。
 オプションSQを翌日に控え、日経平均は先物主導の大口売りで一時39,300円台。

個別銘柄
・3687 フィックスターズ 1,814 前日比-305(-14.39%)
 NVIDIA のジェンスン・ファンCEOが、量子コンピュータの実用化について、
 「15年後と言えばおそらく早い方で、30年なら遅いだろう。
  20年先と言えば、多くが納得するだろう」と発言。

・9107 川崎汽船 2,121.0 前日比-130.5(-5.80%)
 国際港湾労働組合と米国海事同盟が、6年間の新基本契約に関する暫定合意を発表。
 1/15(水)からのストライキは回避され、コンテナ運賃の上昇思惑が消失。

・3382 セブン&アイ 2,374.5 前日比-22.0(-0.92%)
 本日の取引終了後、25年2月期の第3四半期決算を発表。
 前年同期比の実績は、営業収益+5.7%、営業利益-23.1%、純利益-63.1%。
 通期の業績予想は、営業収益+3.5%、営業利益-24.6%、純利益-27.4%で据え置き。


所感
米 Google が量子チップ「Willow」を発表したのは先月でした。世界最速のスーパーコンピュータが100垓年を要する問題を5分で解くという触れ込みは、各方面に期待感を抱かせたのではないかと思います。

ですが、その実用化に関しては、更に20年の歳月を要するようです。これを聞いた株式市場が量子関連銘柄の値を下げることに関しては、納得感があると考えます。

今から20年後はどうなっているでしょうか?既に枯れかけている私には夢も希望もない話ですが、恐らくは、伸びに伸びた定年に遠い目をしながら、事務所の片隅で背を丸めているのではないかと想像します。量子コンピュータを使って仕事をしているというよりは、量子コンピュータに使われていることでしょう。

だからこその投資です。衰えた体を休ませることが出来るよう、まだ動ける今の内に準備をしておかなければ。今年も真剣に相場と向き合います。

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