【MSCI構成銘柄入替】2024年11月25日(月)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 38,780.14 前日比+496.29(+1.30%)
・TOPIX 2,715.60 前日比+19.07(+0.71%)
・グロース250 638.18 前日比+3.37(+0.53%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は6兆5076億円。銘柄数は、値上がり747、値下がり821。
 業種別では、サービス業(+2.11%)が値上率トップ、鉄鋼(-0.88%)が値下率トップ。
 MSCI がスタンダードインデックス銘柄の定期見直しを実施。
 日本の銘柄で新規採用となったのは 5803 フジクラ 1社のみ。除外は8社。

個別銘柄
・9006 京浜急行電鉄 1,354.5 前日比+135.0(+11.07%)
 アクティビストとして知られる旧村上ファンド系投資会社の保有に関する報道。
 9009 京成電鉄 も同様に報じられており、阪急・阪神合併の再現が意識される展開に。

・9023 東京地下鉄 1,795 前日比+58(+3.34%)
 教育事業に特化した「東京メトロエデュケーショナル」を設立すると発表。
 設立する新会社は、子ども向けロボットプログラミング教室「東京メトロ×プログラボ」の
 教室運営を行う。30年度までに30校へ拡大することを目指す。

・9603 エイチ・アイ・エス 1,871 前日比+33(+1.80%)
 本日の取引終了後、子会社のナンバーワントラベル渋谷が雇用調整助成金を
 不正受給していた疑いがあるとして、東京労働局による調査を受けていると発表。
 これに伴い、12/13(金)に予定していた24年10月期本決算の発表が延期される。


所感
薄くて軽く、折り曲げられる、ペロブスカイト太陽電池について政府は、発電にかかるコストを従来の太陽電池に近い水準まで引き下げ、2040年には国内に原発20基分に相当する20ギガワットまで普及させる目標案をまとめたというニュースが出ています。

20ギガワットの発電量を確保するためには、どの程度の敷設面積が必要になるものなのでしょうか?少し調べた範囲ですと、あくまで従来型の太陽電池の話ですが、発電量2,000キロワットを確保するためには、東京ドームの約半分に太陽光パネルを並べる必要があるようです。20ギガワットは2,000キロワットの1万倍ですから、20ギガワットの発電量を従来型の太陽電池で賄おうとすると、東京ドーム5千個分の面積に敷き詰める必要があります。

ペロブスカイト太陽電池の性能が余程良いのか、良くできる見込みなのか、2040年までに20ギガワットという計画が現実的なのかどうかが分かりません。

株探でペロブスカイト太陽電池関連がテーマの銘柄一覧を見ると、26銘柄がヒットします。明日から活況になるかもしれないと思い上記を調べてみましたが、私と同じように調べて私と同じようにモヤモヤした気分になる方ばかりであれば、テーマとしてはまだ早いかもしれません。

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