終値
・日経平均 38,642.91 前日比+107.21(+0.28%)
・TOPIX 2,711.64 前日比+10.42(+0.39%)
・グロース250 625.95 前日比+0.72(+0.12%)
市況
東証プライム市場の売買代金は4兆6014億円。銘柄数は、値上がり814、値下がり765。
業種別では、海運業(+2.25%)が値上率トップ、サービス業(-1.65%)が値下率トップ。
増収増益増配のメガバンクが堅調に推移。
個別銘柄
・8411 みずほFG 3,765.0 前日比+234.0(+6.63%)
前日の取引終了後に、25年3月期の中間決算を発表。
前年同期比の業績は、経常収益+8.0%、経常利益+30.1%、純利益+36.1%。
前年比の通期業績予想は、純利益+20.7%へ上方修正。
年間配当金予想は115円から130円へ増配。
また、発行済株式総数の1.9%に相当する5,000万株もしくは
1,000億円を上限とする自社株買いの実施を発表。
・7201 日産自動車 428.5 前日比+18.3(+4.46%)
本日未明、香港のヘッジファンド Oasis Management も同社の株式を保有しているとの報道。
・4324 電通グループ 4,097 前日比-700(-14.59%)
前日の取引終了後に、24年12月期の第3四半期決算を発表。ストップ安。
前年同期比の業績は、収益+9.8%、営業利益-40.2%、純利益-93.1%。
前年比の通期業績予想は、収益+7.3%へ上方修正、営業利益+103.0%へ上方修正、
純利益は黒字縮小。
所感
日経平均は陰線とはいえ前日終値比ではプラス。週末にしては上出来で、少しだけ猶予を頂いたような気になりましたが、本稿執筆時点での日経先物は-2%以上、NASDAQも-2%以上、SOX指数は-3%以上の下落という悲惨な数値になっています。
普段は年足チャートまで見ませんが、日経平均の2024年は、8/5(月)の影響で下ヒゲが長くなるかと思いきや、上ヒゲの方が長くなっています。2023年から少々急激に上げ過ぎているようにも見えます。長い陽線が連続した直後の1990年がどうなったかは、後の語り草になっています。体感はともかく、大局を俯瞰してみると、今は長期に渡る下落調整局面の初動なのかもしれません。
何なら株式投資から距離を置くことが目下の正解であるようにすら思い始めています。こうして敗者は退場して行くのでしょう。厳しい世界です。