終値
・日経平均 38,411.96 前日比-542.64(-1.39%)
・TOPIX 2,651.47 前日比-28.44(-1.06%)
・グロース250 614.90 前日比-17.01(-2.69%)
市況
東証プライム市場の売買代金は3兆8079億円。銘柄数は、値上がり135、値下がり1,494。
業種別では、海運業(+1.06%)が値上率トップ、機械(-1.96%)が値下率トップ。
政局不安に対し、海外投資家と見られる先物主導の売り。
個別銘柄
・7599 IDOM 1,031 前日比-252(-19.64%)
損保会社に対して保険金の不正な請求が行われていた疑いがあるとして、
金融庁が同社に立ち入り検査を行っているとの報道。
事故車修理費用の損保各社への水増し請求や、
保険契約の見返りに車両の販売価格を割り引くといった保険業法上の違反行為の疑い。
・7711 助川電気工業 2,412 前日比+281(+13.19%)
4連騰。関西電力高浜原発1号機に関して、初めて50年を超える運転が認められた。
同社は熱制御技術に強い研究開発型メーカーで、原子力関連機器で高実績を誇る。
・9107 川崎汽船 2,174.0 前日比+13.0(+0.60%)
デンマークの海運大手 A.P. Moller Maersk が7-9月期の暫定決算を発表。
コンテナ市場の堅調な需要や紅海情勢から、通期見通しを上方修正。
所感
日経平均の日足はこれで10連続陰線です。
石破新総裁誕生時にもショックを受けて大きく崩れた株式市場ですが、衆院選で自民党の議席数が危ぶまれていることにもショックを受けるという、持ち前の繊細なメンタルを遺憾無く発揮しています。もし高市総理が誕生していれば、この日足チャートはどのような形状になっていたのでしょうか?
個別銘柄に取り組み始めた頃は、微小な含み損で気を揉んでいましたが、ここまで派手にしくじると、日経平均が1日で500以上下落する程の損失を被ってもほとんど何も感じなくなりました。こうして思考を放棄した負け投資家が限界を迎えて退場していくことで得た資金で株式市場は成長して来たのだろうと、悟ったようなことしか考えられない今日この頃です。