【チャイナリスク】2024年9月2日(月)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 38,700.87 前日比+53.12(+0.14%)
・TOPIX 2,715.99 前日比+3.36(+0.12%)
・グロース250 667.65 前日比-1.36(-0.20%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は3兆3216億円。銘柄数は、値上がり628、値下がり968。
 業種別では、非鉄金属(+1.94%)が値上率トップ、医薬品(-1.66%)が値下率トップ。
 日経平均は39,000台からの開始となったが、米国レイバーデーを見越して薄商いの下落。

個別銘柄
・3382 セブン&アイ 2,156.5 前日比+58.0(+2.76%)
 同社の発行済株式0.85%を保有する米ファンド Artisan Partners が、
 8/30(金)付で同社に書簡を送り、直ちに Alimentation Couche-Tard と
 交渉を開始するよう求めたと報道された。

・7013 IHI 6,688 前日比+350(+5.52%)
 8/30(金)に防衛省が令和7年度予算の概要を発表。過去最大水準の8兆5389億円を要求。

・6254 野村マイクロ 2,714 前日比-99(-3.52%)
 中国企業向け半導体製造装置の販売やサービス提供を日本が更に制限する場合、
 厳しい経済的報復措置を日本に対して講じると、本日9/2(月)に中国から日本政府に警告。


所感
正直、今回はもらったと思っていました。

8/28(水)に買い建てた 6254 野村マイクロ ですが、先週末時点では上昇の初動に乗れたと錯覚して舞い上がっていましたが、現実を突き付けられました。100以上買値から上昇する瞬間もあり、今回は流石に赤字にはならないだろうと高を括っていた矢先、あっさりと割り込んできました。

原因は恐らく上記の中国事案だと思われるのですが、24年3月期の売上高に占める中国の比率が10%未満の同社でも、経済制裁を匂わされただけでここまで値が崩れるのであれば、実害が発生してしまった際にはどれほどの損害を被ることになるのか、よくよく覚悟しておく必要がありそうです。

明日は再上昇に期待したいところですが、米国市場が休場で買い手不在では、望み薄でしょうか。

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