終値
・日経平均 35,089.62 前日比+414.16(+1.19%)
・TOPIX 2,489.21 前日比+55.00(+2.26%)
・グロース250 551.37 前日比+17.58(+3.29%)
市況
東証プライム市場の売買代金は7兆3744億円。銘柄数は、値上がり1,094、値下がり525。
業種別では、銀行業(+7.91%)が値上率トップ、ゴム製品(-2.38%)が値下率トップ。
内田日銀副総裁の、利上げの際は市況に配慮する旨の発言が好感され、上昇。
個別銘柄
・8316 三井住友FG 8,819 前日比+819(+10.24%)
前日までの4日続落で、10,915から8,000まで、26.7%も下落した反動と、
米長期金利が3.67%付近で下げ止まった感などから買われ、大幅上昇。
・6367 ダイキン工業 17,200 前日比-1,900(-9.95%)
前日に25年3月期第1四半期決算を発表。
前年比の年間業績予想は、売上高+3.3%、営業利益+8.4%、純利益+2.6%。
ただし、第1四半期単体の純利益は、前年同四半期比-21.4%。
・9432 日本電信電話 148.8 前日比+2.9(+1.99%)
本日14:00に25年3月期第1四半期決算を発表。
前年比の年間業績予想は、営業収益+0.6%、営業利益-5.9%、純利益-14.0%。
同時に、14億株もしくは2,000億円を上限とする自社株買いを発表。
所感
昨晩の日経先物を見た限り、今日はまた歯を食いしばる羽目になると思っていたのですが、意外にも日経平均は続伸してくれました。
終値の前日比で判断すると、市場の動揺は落ち着いてきたような印象を受けますが、安値から高値まで2,110.31円も開きがあり、まだまだ動乱は治まっていないと見るべきかもしれません。
昨日とは対照的に、今夜の日経先物はやや堅調な雰囲気です。米国主要3指数も同様。暴騰せよとは言いません。小幅で結構ですので、明日は着実に上を目指してもらえないものでしょうか。
もし一連の急落が、SQ日を睨んで意図的に仕掛けられたのなら、折角下げたものをみすみす上に逃がすことはしないでしょうから、また強引に叩き落される事態も想定しておくべき、という私の陰謀論は実現して欲しくないものです。