【ブラックマンデーに次ぐ暴落?】2024年8月2日(金)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 35,909.70 前日比-2,216.63(-5.81%)
・TOPIX 2,537.60 前日比-166.09(-6.14%)
・グロース250 576.29 前日比-46.96(-7.53%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は6兆6429億円。銘柄数は、値上がり14、値下がり1,626。
 業種別では、値上業種は無し(2日連続)、証券業(-12.10%)が値下率トップ。
 米国市場でSOX指数が前日比-7.14%となるなど、景況感の悪化から売られ、大幅下落。
 日経平均の-2,216.63は、1日の下げ幅としては日本株史上2番目の大きさ。

個別銘柄
・8601 大和証券グループ本社 998.6 前日比-231.9(-18.85%)
 前日に25年3月期第1四半期決算を発表。前年比の年間業績予想は非開示。
 市場全体の下落により、投資離れによる収益減が連想され、証券セクターに強烈な売り。
・6525 コクサイエレ 3,505 前日比-550(-13.56%)
 前日に、7/10(水)に決議された自社株買いの一部履行を発表。296,500株。
 前日のSOX指数下落の影響もあってか、半導体セクター銘柄は軒並み大きく下落。
・6632 JVCケンウッド 1,010 前日比+150(+17.44%)
 前日に25年3月期第1四半期決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上収益+0.7%、営業利益-0.1%、純利益-4.0%。
 ただし、第1四半期単体の純利益は、前年同四半期比+58.3%。


所感
暴落の時に最初にしなければならないことは、冷静になることであると言います。

今日は「ブラックマンデー以来の大幅安」というような衝撃的な見出しをいくつも見かけます。確かに、本日の日経平均下落幅-2216.63は、当時の-3836.48に次ぎ、歴代2位に相当するようです。ですが、下落率で見ますと、ブラックマンデーが-14.90%で同じく歴代1位に対し、本日の-5.81%は、実は歴代20位にも入っていないようです。この世の終わりのように考えるのは早計かもしれません。

御多分に漏れず、本日は私も大きな痛手を負いましたが、上記の「言い訳」は、やせ我慢の足しにならないでしょうか?

よくよく周りを見渡すと、PERが低くなった銘柄がいくつも転がっていないでしょうか。次は何を買ってやりましょうか?

error: コンテンツは保護されています。