2024年7月30日(火)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 38,525.95 前日比+57.32(+0.15%)
・TOPIX 2,754.45 前日比-5.22(-0.19%)
・グロース250 646.37 前日比-8.65(-1.32%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆1668億円。銘柄数は、値上がり447、値下がり1,164。
 業種別では、不動産業(+0.81%)が値上率トップ、鉱業(-1.83%)が値下率トップ。
 前場は下げたものの節目の38,000は割らず、後場は買い戻されて前日比小幅高で大引け。

個別銘柄
・1959 九電工 6,723 前日比+914(+15.73%)
 前日に25年3月期第1四半期決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上高+6.6%、営業利益+3.9%、純利益+3.5%。
 第1四半期単体の営業利益は、前期比+113.4%と大幅増。
・6755 富士通ゼネラル 1,901.5 前日比-234.0(-10.96%)
 前日に25年3月期第1四半期決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上高+7.4%、営業利益+108.8%、純利益+95.6%。
 ただし、第1四半期単体の純利益は、前期比-73.0%と大幅減。
・7163 住信SBIネット銀行 2,651 前日比-246(-8.49%)
 前日に25年3月期第1四半期決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上高非開示、営業利益非開示、純利益+12.7%。
 第1四半期単体の純利益は、前期比-6.0%と減少。


所感
日足チャートでは2つも大きな窓を開けて急落した日経平均ですが、2日連続で陽線かつ前日比プラスの終値を付けました。私を含め、そろそろ下げ止まったと思う方は多いのではないかと想像します。そういう印象を与えることで個人投資家に買いポジションを築かせておいて、日銀会合やFOMCの動向を口実にして追撃の暴落を起こし、更にもうひと稼ぎを企てている大口がいてもおかしくはない、と考えるのは病的でしょうか?

日銀金融政策決定会合では、国債買入減額の予定や利上げの有無が注目されています。利上げは株式市場にとってはマイナス要因とされていますので、投資家としてはあまり喜ばしいことではありませんが、最近の円安進行を見ていると、このまま日本円が際限なく価値を下げ続けて購買力を失っていくくらいなら、一思いに利上げして歯止めをかけることの方が重要なのかもしれない、とも考えます。

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