弊ブログの最初期の記事で、2024年の春頃に 7735 SCREEN HD に手を出し、資産の3割を失ったことを白状しましたが、もう一つ、2024年後半に追い打ちを受けた銘柄があります。6254 野村マイクロ です。
8/28(水)の記事で、NVIDIA決算発表の前日に買いで入った話をさせて頂いたのですが、実はそのまま持ち続けて今に至ります。その間、2,700台であった株価は一心不乱に下がり続け、12月には1,500台まで売り込まれました。約3.5ヶ月かけて減った資産は、春の損失と合わせて、年始に持っていた元の資産の5割に及びました。
その後、年末に不可解な急騰が始まり、かなり持ち直しましたが、未だに含み損の状態が続いています。途中で何度も処分を考えましたが、それでも手放さなかったのには私なりの理由がありました。
・売上高、EPS、1株当たり配当が、16年3月期以降ほぼ右肩上がり。
・24年3月期のROE=27.96%、営業利益率14.58%、短期借入金増だが自己資本比率40.4%。
・買い判断の時点でPERは12を割り込んでおり割安。売られ続けて更に割安に。
・売られ過ぎて予想年間配当利回りが一時4%を超え、高配当銘柄の仲間入り。
・25年3月期の中間決算では、純利益が前期比-99.3%も、増収増益の通期会社予想を維持。
1/3(金)時点でのPBRは3.20、ネットキャッシュ比率(投資有価証券は考慮しない)は0.254であり、この観点からは割安水準ではないのですが、他のファンダメンタルズが良く見えて仕方ないため、この銘柄に賭けることにしました。
買い判断の根拠が失われるまでは、ホールド継続の所存です。即ち、株価上昇によりPERの割安感が消失する(利確)か、業績下方修正のIRが出される(大損切)かのどちらかになります。2月に予定されている25年3月期第3四半期決算が分水嶺になりそうです。楽しみやら、恐ろしいやらです。