終値
・日経平均 36,442.43 前日比+209.92(+0.58%)
・TOPIX 2,581.90 前日比+28.35(+1.11%)
・グロース250 592.90 前日比+10.98(+1.89%)
市況
東証プライム市場の売買代金は4兆7016億円。銘柄数は、値上がり1,225、値下がり368。
業種別では、輸送用機器械(+2.77%)が値上率トップ、精密機器(-0.44%)が値下率トップ。
岸田首相の自民党総裁選不出馬報道の前後で日経平均は36664.92から36074.71に。
個別銘柄
・2501 サッポロＨＤ 7,144 前日比+920(+14.78%)
前日に24年12月期の中間決算を発表。
前年比の年間業績予想は、売上収益+0.9%、営業利益+48.9%、純利益+14.6%。
決算では増収効果を謳う不動産事業だが、9月中旬を目途に買収提案を募集。
・4385 メルカリ 2,021.0 前日比-154.0(-7.08%)
前日に24年6月期の本決算を発表。
前年比の年間業績は、売上高+9.0%、営業利益+6.7%、純利益+2.7%。
ただし、米国Mercariの通期GMV(売上)は前年比10%減少と苦戦が続く。
・5753 日本伸銅 1,792 前日比-107(-5.63%)
前日に25年3月期の第1四半期決算を発表。
前年比の年間業績予想は、売上高+4.5%、営業利益-20.0%、純利益+20.6%。
前年同期比の第1四半期業績は、売上高+0.8%、営業利益+100.1%、純利益-97.4%。
伸銅品の需要が低迷したため、臨時休業日を設けて生産調整を実施。
銅相場のリスクをヘッジするためのデリバティブ取引で損失拡大。
所感
日本株も米国株も、ここ数日は回復傾向が続いており、胸を撫で下ろしています。急落に見舞われた8/5(月)には、当方にも絶望的な額の含み損が発生しましたが、割安なものは割安と自分に言い聞かせてポジションを維持し続け、本日8/14(水)終値時点で7割ほど損失を回復しています。
高ネットキャッシュ比率銘柄のスクリーニングでいつもトップ付近にいる 5753 日伸銅 ですが、昨日8/13(火)発表の25年3月期第1四半期決算では、営業利益2倍で純利益ほぼ全損という、心配になるような数値が出てきており、本日8/14(水)の終値は前日比-5.63%となっています。
やはりネットキャッシュ比率も指標の1つであり、これのみを信用して買い向かうには心許ないということなのだと思います。過去の業績を総合的に見て選ぶべく、銘柄分析を継続する所存です。
