2024年7月29日(月)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 38,468.63 前日比+801.22(+2.13%)
・TOPIX 2,759.67 前日比+60.13(+2.23%)
・グロース250 655.02 前日比+12.11(+1.88%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は3兆9681億円。銘柄数は、値上がり1,573、値下がり63。
 業種別では、保険業(+4.87%)が値上率トップ、値下業種は無し。
 好転した先週末の米国市場を引き継ぎ、9営業日ぶりに大幅高にて大引け。

個別銘柄
・5423 東京製鐵 1,767 前日比+300(+20.45%)
 7/26(金)に25年3月期第1四半期決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上高-0.9%、営業利益-15.9%、純利益-21.3%。
 同時に、発行済株式総数の6.26%もしくは100億円を上限とする自社株買いも決定。
・4063 信越化学工業 6,844 前日比+540(+8.57%)
 7/26(金)に25年3月期第1四半期決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上高+3.5%、営業利益+4.8%、純利益+2.5%。
 1株当たり年間配当を100円から106円に増額。
・7735 スクリン 11,810 前日比-925(-7.26%)
 7/26(金)に25年3月期第1四半期決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上高+11.8%、営業利益+11.5%、純利益+6.3%。
 1株当たり年間配当を223.5円から233円に増額。


所感
決算跨ぎは最早博打でしかない。今日はそんな確信を強めてくれる1日でした。

片や減収、減益の決算を発表した 5423 東京製鐵 が、自社株買いも手伝ったとはいえ、+20.45%のストップ高。片や増収、増益、増配の決算を発表した 7735 スクリン が、-7.26%の大幅安。では同じく増収、増益、増配の 4063 信越化学工業 はどうかといえば、+8.57%の大幅高。これだけ見ると、もう何が何やらです。

ここでは市場コンセンサス(アナリストの企業業績予想の平均値)というものが基準になり、決算内容がそれ以上ならサプライズとなり株価上昇、以下なら失望売りで株価下落、という図式で説明されるそうです。私達投資家は一体何をしているのでしょうか?

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