早いもので、弊ブログを開始してからもう1年半が経過しました。開始直後の気勢はどこへやら、どうにか細々と続けております。これも偏に御覧頂いている皆様のお陰です。ありがとうございます。
日経平均がまさかの5万を突破し、華々しい上昇を見せた銘柄が多数有る中、私はと言えば、今年は大惨敗の一言に尽きます。以下、今年の総括です。
・資産半減
5月頃の過去記事を振り返りましたが、自身の憔悴ぶりが痛々しくて見れたものではありません。20代の頃ならともかく、今の私の歳でやってよい失敗ではありませんでした。その後の追加投資分を含めても、資産額が元に戻るまで、何年掛かるやらです。ただ、挑戦しなかった後悔だけはせずに済みそうです。何の慰めにもなりませんが。
・軸足をインデックス投資へ
ようやく自身の非才を認めることが出来たため、株式投資の「正解」に資産を委ねることにしました。週一で個別株の業績を取り上げておりますが、正直な感想を申し上げて、続ければ続ける程、自分があれらに手を出して利益を出す姿が想像出来なくなっています。何年も掛けて株価が何分の一になっている銘柄の何と多い事でしょうか。今後は状況が違うかもしれませんが、このリスクはもう負う気になれません。
・転職
投資に全く関係ない私事で恐縮ですが、どうにも堪え性が無いもので、今年転職致しました。身も蓋も無い話になりますが、結局は入金力が投資の成果を決定する最大要因である事は動かし難い事実です。実入りが増えた分、消耗も増えており、平日の所感を書く事は諦めてしまいました。
早々に締めさせて頂きますが、今年読んだ書籍「JUST KEEP BUYING」から、打ちのめされたフレーズを御紹介したいと思います。
「個別株投資は、多くの個人投資家を焼き尽くしてしまう投資哲学だ。」
「これほど運の要素が大きなゲームを続けてはいけない。
人生はただでさえ運に左右されているのだから。」
良いお年をお迎え下さい。


