2024年7月26日(金)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 37,667.41 前日比-202.10(-0.53%)
・TOPIX 2,699.54 前日比-10.32(-0.38%)
・グロース250 642.91 前日比+2.35(+0.37%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆4350億円。銘柄数は、値上がり706、値下がり872。
 業種別では、石油・石炭製品(+1.13%)が値上率トップ、
 輸送用機器械(-2.30%)が値下率トップ。
 目前に迫った日銀会合やFOMCを見越して買いが続かず、8営業日続落。

個別銘柄
・7751 キヤノン 4,622 前日比+289(+6.67%)
 前日に24年12月期中間連結決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上高+10.0%、営業利益+23.9%、純利益+26.6%。
・6702 富士通 2,700.0 前日比+264.5(+10.86%)
 前日に25年3月期第1四半期決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上高+0.1%、営業利益+105.9%、純利益-11.2%。
・7205 日野自動車 453.4 前日比+51.3(+12.76%)
 前日に25年3月期第1四半期決算を発表。
 前年比の年間業績予想は、売上高+5.5%、営業利益は黒転、純利益は非開示。


所感
毎日毎日、日経平均は狂ったように下げています。7/12(金)寄り付きのSQ値決定直前に日銀の為替介入でドル円が円高方向へ矯正されてしまい、オプション取引で儲け損なったヘッジファンドの意趣返し、という説もあるようですが、これが妙にしっくり来ます。決算シーズンに原因を求めようにも、上記のように好決算で躍進している銘柄もある訳ですし、日銀政策決定会合と連邦公開市場委員会が重なったからといって、たった2週間で日経平均が5千円近く下落するのは間尺に合いません。

多種多様な銘柄が安くなっていますので、過熱感が治まって買い時の企業も増えていそうです。例えば 5401 日本製鉄 などは高配当銘柄として人気ですが、本日終値での配当利回りは5%を超えています。市場の雰囲気はともかくとして、冷静に数字を追って行きたいと思います。

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