【インデックス買い】2025年4月30日(水)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 36,045.38 前日比+205.39(+0.57%)
・TOPIX 2,667.29 前日比+16.68(+0.63%)
・グロース250 676.85 前日比+4.91(+0.73%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は5兆4367億円。銘柄数は、値上がり923、値下がり649。
 業種別では、その他製品(+2.49%)が値上率トップ、海運業(-6.24%)が値下率トップ。
 月末のインデックス買いで日経平均続伸。

個別銘柄

・6758 ソニーグループ 3,771.0 前日比+251.0(+7.13%)
 半導体子会社のソニーセミコンダクタソリューションズの
 株式上場を前提としたスピンオフを検討しているとの報道。

・4506 住友ファーマ 787 前日比+100(+14.56%)
 ストップ高。
 4/28(月)の取引終了後、業績予想の修正および譲渡益の計上に関するお知らせを発表。
 25年3月期通期連結業績予想数値の修正前後の増減率は、
 売上収益+4.7%、営業利益+37.1%、純利益+47.5%。
 北米セグメントにおいて進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」などが想定を上回った。

・9104 商船三井 4,739 前日比-533(-10.11%)
 本日12:00頃、25年3月期の本決算を発表。
 前年比の業績は、売上高+9.1%、営業利益+46.3%、純利益+62.6%。
 26年3月期の前年比業績予想は、売上高-4.3%、営業利益-33.7%、純利益-60.0%。
 26年3月期の予想年間配当金は150円で、前期の360円より210円減配。


所感
9104 商船三井 の本決算は今の状況を象徴しています。

米関税政策の海上輸送への影響が考慮された26年3月期予想を出せば、どの業種でも概ね減収減益になることは想像に難くありませんが、特に海運業は直接的な打撃を受けるのは間違いありません。本日は 9107 川崎汽船 も-2.28%、9101 日本郵船 も-4.44%と、ONEは全滅の様相です。

運送費も水物で、そもそも輸送できるかどうかも政情次第で左右されるとなれば、海運株が常に低PERであることも仕方ないのかもしれないと思わされます。

ただ、売上高が-4.3%減少すると営業利益が-33.7%減少するという営業利益率の不安定さは、本当に外部要因以外に原因は無いのでしょうか?

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