【関税の次は入港料】2025年4月18日(金)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 34,730.28 前日比+352.68(+1.03%)
・TOPIX 2,559.15 前日比+28.92(+1.14%)
・グロース250 669.96 前日比+24.10(+3.73%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は3兆3015億円。銘柄数は、値上がり1,498、値下がり119。
 業種別では、医薬品(+4.68%)が値上率トップ、サービス業(-0.44%)が値下率トップ。
 今晩の米国市場はグッドフライデーで休場。

個別銘柄

・9107 川崎汽船 1,826.0 前日比+65.5(+3.72%)
 米政権が米国内の港に停泊する中国籍の船舶に入港料を課すとの報道。
 全ての中国製、中国籍の船舶が対象で、航海ごとの積載貨物の量に応じて入港料が決まる。
 海運会社は、米国で建造される新しい船舶を発注したことを証明できれば、
 入港料を最大3年間免除される。

・4519 中外製薬 8,328 前日比+1,243(+17.54%)
 「経口 GLP-1 受容体作動薬 orforglipron に関する Eli Lilly 社の発表について」と
 題した記事を、本日8:30頃にニュースリリースに掲載。
 同社が創製し、Eli Lilly and Company が開発中の orforglipron について、
 2型糖尿病を対象とした試験において、有効性と安全性が確認されたとしている。

・6957 芝浦電子 5,470 前日比+700(+14.68%)
 ストップ高。
 前日の取引終了後、YAGEO Electronics Japan 合同会社による当社株式に対する
 公開買付けの開始予定に係る買付条件等の変更に関するお知らせを発表。
 YAGEO が公開買付価格を4,300から5,400に引き上げる旨の提案。


所感
最近、証券取引のアプリを開く度に「投資詐欺の対策と手口」というお知らせが更新されます。

4/18(金)に掲載された事例は4件中4件がフィッシングメールによるものでした。遡って見ると、4/17(木)も4件中4件がフィッシングメール、4/16(水)も4件中4件がフィッシングメール、4/15(火)もフィッシングメールが1件。

本当に証券会社や公的機関からの連絡であるかどうかは、送信元メールアドレスのドメイン(@以降の部分)で大方は判断できます。本物だと思ったとしても、メール中のリンクは開かずに、Google 等の検索エンジンから証券会社のホームページにアクセスし、メールと同様の通知が来ているかどうかを確認するようにすれば、フィッシングメールを無力化することができます。

証券会社からの個人情報流出も疑う向きもあるようですが、まずは自分で出来る対策を確実にやる事が肝要ではないかと思います。

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