終値
・日経平均 38,701.90 前日比-111.68(-0.29%)
・TOPIX 2,701.99 前日比-11.84(-0.44%)
・グロース250 624.89 前日比-5.96(-0.94%)
市況
東証プライム市場の売買代金は5兆7153億円。銘柄数は、値上がり571、値下がり1,022。
業種別では、不動産業(+2.39%)が値上率トップ、銀行業(-2.67%)が値下率トップ。
ドル円は一時1ドル=157.92円まで円安進行も、日経平均は6日続落。
個別銘柄
・9468 ＫＡＤＯＫＡＷＡ 3,689 前日比-700(-15.95%)
ストップ安売り気配。
前日の取引終了後、6758 ソニーグループ との資本業務提携を発表。
ただし、TOBではなく、第三者割当による新株式発行の方法を採る。
12,054,100株を発行し、ソニーがその総数を引き受けることで筆頭株主となる見通し。
・9064 ヤマトホールディングス 1,723.5 前日比-67.5(-3.77%)
本日、日本郵便が同社に対し、損害賠償を求めて提訴する方針であるとの報道。
昨年6月の合意では、メール便と薄型荷物の2種類の配達を同社が日本郵便に委託としていたが、
今年11月、同社側から小型薄型荷物配達委託の計画見直しを申し入れた。
日本郵便は委託のために配送網を拡充させたコストなどの賠償を求める。
・4776 サイボウズ 2,644 前日比+500(+23.32%)
ストップ高買い気配。
前日の取引終了後、配当予想の修正および次期業績予想に関するお知らせを発表。
24年12月期の1株当たり年間配当予想を15円としていたが、増額を検討し未定とする。
今回開示された25年12月期の通期連結業績予想は、24年12月期比で、
売上高+21.8%、営業利益+104.9%、純利益+97.1%。
所感
11月の米個人消費支出統計では、前月比+0.4％、個人所得は+0.3％であり、FRBがインフレ指標として重視するコア価格指数が低い伸びにとどまったというニュースが出ています。米国市場では概ね好感されたらしく、3指数ともに+1%程度の上昇で決着しています。
今年最後の日銀会合もFOMCも通過しましたが、漠然と期待されていた年末株高は影も形もありません。昨年は11月に一段高があり12月は停滞の様相でしたが、今年は8月の暴落を経て9月以降はレンジ相場が続いてきました。今年は1月に上昇の機運が高かったように思いますが、来年の1月も新たにNISA枠が設定され、1人当たり最大で360万円の買い需要が発生します。これに漠然と期待し、寒々しい今年の年末を過ごすことにします。
