終値
・日経平均 39,081.71 前日比-282.97(-0.72%)
・TOPIX 2,719.87 前日比-8.33(-0.31%)
・グロース250 635.85 前日比+0.41(+0.06%)
市況
東証プライム市場の売買代金は4兆1248億円。銘柄数は、値上がり585、値下がり995。
業種別では、輸送用機器械(+1.50%)が値上率トップ、その他製品(-1.50%)が値下率トップ。
日米中央銀行の金融政策方針発表を控え、持ち高調整の売りが優勢。
個別銘柄
・7267 ホンダ 1,244.5 前日比-39.0(-3.04%)
6営業日続落、年初来安値更新。
本日未明、7201 日産自動車 と経営統合に向けた協議に入るとの報道。
統合は日産の救済措置であるとの見方から、事業面の負担増加が懸念されている。
・7201 日産自動車 417.6 前日比+80.0(+23.70%)
ストップ高。
7267 ホンダ と持ち株会社を設立し、傘下に両社が所属する形で調整される見込み。
7211 三菱自動車工業 の合流も検討されている。
経営不振の同社にとっては、統合による恩恵が大きいと期待されている。
・285A キオクシア 1,601 新規上場
旧東芝メモリ。世界最大のフラッシュメモリ専業メーカー。
初値は公開価格1,455を1.0%下回る1,440。
1,601で初日の取引を終了。
所感
FOMCにて0.25%の利下げが決定されたとのニュースが出ています。
織り込み済みかと思いましたが、市場は逆方向に反応しており、本稿執筆時点で、NYダウ、NASDAQ、S&P500は-1%を超える下落、SOX指数は-2%を超える下落、ラッセル2000は-3%を超える下落となっており、ドル円は1ドル=154.4円までドル高が進行しています。連れ添うように、日経先物も-1%を超えて下落し、39,000の大台をあっさりと割り込んできました。
恐らくはFRBパウエル議長発言の何かに反応しているのだと思いますが、FOMCと政策金利変更の影響力を甘く見ていました。
ただ、ものの1時間で日経先物が700以上急落するのは、いささかやり過ぎな気もします。