【独占禁止法の疑い】2024年12月10日(火)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 39,367.58 前日比+207.08(+0.53%)
・TOPIX 2,741.41 前日比+6.85(+0.25%)
・グロース250 640.47 前日比-2.34(-0.36%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は3兆9325億円。銘柄数は、値上がり703、値下がり874。
 業種別では、卸売業(+1.42%)が値上率トップ、保険業(-0.96%)が値下率トップ。
 ドル円は場中に一時1ドル=151.54円まで円安進行。

個別銘柄
・7732 トプコン 2,156.5 前日比+400.0(+22.77%)
 ストップ高。
 非公開化に向けて入札プロセスに入っていることが分かったとの一部報道。
 買い手候補は、米投資ファンドの Kohlberg Kravis Roberts や、
 欧州系投資ファンドの EQT AB、国内政府系ファンドの産業革新投資機構など。
 3社が2次入札に進む方向となっており、12月内に入札実施で調整中としている。

・6963 ローム 1,460.0 前日比+44.5(+3.14%)
 本日、TSMC(台湾積体電路製造)と、車載GaNパワーデバイスの開発と量産に関する
 戦略的パートナーシップを結んだと発表。
 同社のGaNデバイス開発技術と、TSMCの業界最先端のGaN-on-Siliconプロセス技術を
 組み合わせることによって、高電圧・高周波特性の優れたパワーデバイスに対する
 需要の高まりに応えることを目指すとしている。

・8152 ソマール 5,560 前日比+200(+3.73%)
 前日の取引終了後、投資有価証券売却益(特別利益)の計上に関するお知らせを発表。
 投資有価証券売却益4.74億円は、25年3月期の決算において特別利益に計上される。


所感
米国3指数はほとんど凪ですが、SOX指数が本稿執筆時点で-3%近い下落になっています。

中国が NVIDIA に対して独占禁止法の疑いで調査を開始したというニュースの影響でしょうか?NVIDIA だけでなく、TSMC や Broadcom など、複数の銘柄で3~5%の下落が目立ちます。

昨日のザラ場時点では既に報道されていた内容ですので、改めて日本株に悪影響が出なければよいのですが。

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