【追加の対中半導体規制】2024年11月28日(木)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 38,349.06 前日比+214.09(+0.56%)
・TOPIX 2,687.28 前日比+21.94(+0.82%)
・グロース250 634.38 前日比+0.41(+0.06%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は4兆1774億円。銘柄数は、値上がり1,182、値下がり406。
 業種別では、その他製品(+1.96%)が値上率トップ、値下がり業種は無し。
 米国による中国製半導体への締め付けはさらに強まるが、
 以前想定されていたより厳しい措置には至らないとの報道。

個別銘柄
・7163 住信SBIネット銀行 3,405 前日比+500(+17.21%)
 NTTドコモが同行の買収に動いているとする一部報道。ストップ高。
 NTTドコモが銀行業への参入を表明して以降、買収先候補として以前から挙がっていた。

・8035 東京エレクトロン 23,740 前日比+1,500(+6.74%)
 米政権が半導体装置やAIメモリー半導体の中国向け販売規制を強化検討との報道も、
 措置が事前想定よりも軽減される期待から、半導体の事業環境に対する悲観が和らぐ形に。

・6952 カシオ計算機 1,140.5 前日比+71.0(+6.64%)
 前日の取引終了後、25年3月期の中間決算を発表。
 前年同期比の実績は、売上高+2.5%、営業利益+26.5%、純利益-50.7%。
 前年比の通期業績予想は、売上高-2.5%、営業利益-1.5%、純利益-32.8%へ下方修正。
 同社のサーバーが不正アクセスを受けたことにより、
 売上高-130億円、営業利益-40億円を見込むとした。


所感
メキシコとカナダへの関税導入計画は逆効果だとして、バイデン米大統領がトランプ次期大統領に再考を求めたというニュースが出ていますが、言われた側も耳を貸すような気質には見えませんし、言った側も聞き入れられるとは思っていないでしょう。現大統領が立場を表明しただけです。好材料視される可能性には期待できません。

error: コンテンツは保護されています。