終値
・日経平均 39,180.30 前日比-730.25(-1.83%)
・TOPIX 2,690.66 前日比-32.91(-1.21%)
・グロース250 632.67 前日比-8.02(-1.25%)
市況
東証プライム市場の売買代金は3兆9155億円。銘柄数は、値上がり353、値下がり1,247。
業種別では、保険業(+0.35%)が値上率トップ、精密機器(-2.62%)が値下率トップ。
蘭ASMLが予定日の前日である10/15(火)に、7-9月期業績を自社ウェブサイトに掲載。
受注高が振るわず、2025年の業績予想も下方修正され、16%の株価下落。
個別銘柄
・6920 レーザーテック 22,150 前日比-3,440(-13.44%)
蘭ASMLの決算を受け、米SOX指数は5%を超える下落に見舞われた。
EUV露光装置向けマスクブランクス検査装置などを独占供給している同社にも連想売り。
フライング発表に関して、ASMLは「技術的エラーがあった」としている。
・6814 古野電気 2,105 前日比+400(+23.46%)
前日に25年2月期の中間決算を発表。ストップ高。
前年同期比の業績は、売上高+18.4%、営業利益+95.7%、純利益+54.5%。
前年比の通期業績予想は、売上高+7.1%、営業利益+68.7%、純利益+20.2%に上方修正。
1株当たり予想年間配当金を40円から75円へ増配。
・1802 大林組 1,892.5 前日比+80.0(+4.41%)
みずほ証券では同社の投資判断を「中立」から「買い」に格上げ。
目標株価は1,120から2,400へ引き上げ。
前週末、福岡証券取引所における上場廃止申請を行ったことも発表されている。
理由は、重複上場に伴うコストの削減及び事務の合理化を図るため。
所感
四半期に一度の恒例行事、ASMLショックがやって参りました。
決算跨ぎを嫌って、発表される直前に手仕舞いを計画されていた方も国内外に相当数おられたと思いますが、まさか技術的エラーなる技法を駆使して決算発表を1日前倒しすることで、決算跨ぎを強要されるとは夢にも思われなかったのではないでしょうか。
含み損が大きくなり過ぎて、売買の意思決定から逃避している私にとっては、1日早くなろうがなるまいが、どちらでも同じではありますが。
NVIDIAショックやら石破ショックやら、事ある毎にショックを受けて情緒不安定になる株式相場の今後など、私には読めるとは思えません。ある日突然機嫌が直ることを期待して、明日も模様眺めです。