【雇用統計】2024年10月4日(金)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 38,635.62 前日比+83.56(+0.22%)
・TOPIX 2,694.07 前日比+10.36(+0.39%)
・グロース250 647.20 前日比-3.13(-0.48%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は3兆8802億円。銘柄数は、値上がり1,149、値下がり451。
 業種別では、鉱業(+3.80%)が値上率トップ、海運業(-8.16%)が値下率トップ。
 米雇用統計の発表を今晩に控え、ザラ場は様子見の薄商いで僅かに上昇。

個別銘柄
・9101 日本郵船 4,969 前日比-516(-9.41%)
 米国港湾労働者によるストライキが長期化すれば、海上運賃が上昇すると思惑視されていたが、
 労働組合側と米国海事同盟が賃金を巡り暫定合意し、ストライキは早期に終了した。

・8410 セブン銀行 300.0 前日比+20.6(+7.37%)
 同社株の46.4%を保有する親会社である 3382 セブン&アイ が、その一部を売却し、
 非連結化を検討しているとの報道。未定の売却方法に関する思惑で物色されたか。

・3205 ダイドーリミテッド 920 前日比+34(+3.84%)
 前日の取引終了後、今後の資本政策の機動性を確保することを目的として、
 資本金、資本準備金及び利益準備金の額の減少を行うと発表。
 資本金は68億9185万円から1億円に減資、資本準備金は31億4717万円から2500万円に、
 利益剰余金は9億5954万円から0円となり、その他利益剰余金に振り替えられる。
 減資後は税制上では中小企業の扱いとなるため、税負担が減少する。


所感
自民党総裁選も終わり、しばらくは落ち着いた値動きになるのかと思いましたが、そうでもないようです。

9月の米雇用統計において、非農業部門雇用者数は前月比+25.4万人で、予想されていた+14万人を大幅に上回り、過去6ヶ月で最大の伸びとなったそうですが、予想との乖離が凄まじいことになっています。

米雇用統計は、全米の約16万の企業や政府機関のおよそ40万件のサンプルを対象に調査が行われ、失業率や非農業部門雇用者数など計10数項目の指標が、アメリカ労働省労働統計局から毎月第1金曜日に発表されることになっています。

ただ、他の経済指標や企業決算に関しても同様ですが、この「予想」に関しては、やはり得体が知れません。博打のような予想なら、経済に損失を与える可能性がある以上、公然と吹聴すべきではないと考えるのですが、実はそこまで含めて予定調和なのかもしれません。

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