【ワースト記録】2024年9月30日(月)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 37,919.55 前日比-1,910.01(-4.80%)
・TOPIX 2,645.94 前日比-95.00(-3.47%)
・グロース250 652.63 前日比-23.12(-3.42%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は6兆1216億円。銘柄数は、値上がり129、値下がり1,507。
 業種別では、銀行業(+1.85%)が値上率トップ、輸送用機器械(-6.63%)が値下率トップ。
 日経平均の下落率4.80%は、自民党総裁選後の初日の取引としては1990年以降最大。

個別銘柄
・6920 レーザーテック 23,605 前日比-2,630(-10.02%)
 自民党総裁選で石破茂元幹事長が逆転勝利したことにより、リスクオフの売り圧力が増大。
 半導体主力株は軒並み5%を超える大幅下落。

・7203 トヨタ自動車 2,542.5 前日比-209.0(-7.60%)
 ドル円は大引けにかけて1ドル=141.65円まで円高進行。
 輸出セクターを中心に、為替感応度の高い銘柄の採算悪化が警戒された。

・5838 楽天銀行 3,225 前日比+383(+13.48%)
 8411 みずほフィナンシャルグループ が楽天カードへの出資について協議するとの報道。
 同時に、4755 楽天グループ との間でのフィンテック事業再編の協議取り止めを開示。


所感
分かっていたことですが、辛いものは辛いです。

連日冗談のような躍進を続ける中国株を横目に見ながら、ようやく上昇の兆しが見えた日経平均は長い陰線を付けました。本稿執筆時点で日経先物は38,000近辺に張り付いており、どうやら落ち着く所が決まった模様です。米国3指数もやや下落しており、日本株は明日も上に向かうような雰囲気ではありません。

9/29(日)にテレビ出演された際、新総裁が「貯蓄から投資への流れは決して止めてはならない」と発言されたそうですが、結局日経平均は先物の下落幅をほとんどそのまま被りました。

10/27(日)に解散総選挙が行われる見通しのようですが、「選挙は買い」のアノマリーも、今回は不発に終わるような気がします。

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