終値
・日経平均 36,833.27 前日比+1,213.50(+3.41%)
・TOPIX 2,592.50 前日比+61.83(+2.44%)
・グロース250 653.27 前日比+21.13(+3.34%)
市況
東証プライム市場の売買代金は4兆2134億円。銘柄数は、値上がり1,552、値下がり76。
業種別では、電気機器(+3.60%)が値上率トップ、値下がり業種は無し。
NVIDIA CEOがカンファレンスにて、同社製品の需要は非常に強く、奪い合いが起きており、
次世代半導体「Blackwell」に対しても旺盛な需要があると発言。
同社の株価は前日終値比+8.15%となった。
個別銘柄
・6857 アドバンテスト 6,293 前日比+530(+9.20%)
前日の米国市場にて、NVIDIAは+8.15%、SOX指数は+4.90%、NASDAQは+2.17%。
流れを汲み、半導体関連銘柄は一斉高の様相を呈した。
・3038 神戸物産 4,287 前日比-64(-1.47%)
前日に24年10月期の第3四半期決算を発表。通期の業績予想は据え置きだが、
前年同期比の第3四半期業績は、売上高+11.4%、営業利益+14.4%、純利益-4.8%。
・5411 ＪＦＥホールディングス 1,853.5 前日比+19.5(+1.06%)
SMBC日興証券が投資判断を1から2に格下げ。目標株価も2,900から2,300円に引き下げ。
業績見通し下振れと減配のリスクは高まっているとしている。
9/12(木)終値での配当利回り予想は5.93%。
所感
予定が1日ずれていないでしょうか？
今日のような値動きがもしあるとすれば、メジャーSQ当日以降ではないかと思っていましたが、意外にもその前日に4桁の日経平均上昇となりました。
NVIDIA製の半導体に需要があることも、同社の業績の伸びが著しいことも、数値としては既知の事実のはずなのですが、改めてファンCEOが発言し直すことにここまでの影響力があるのであれば、今後は毎日のようにどこかしらのカンファレンスで「需要が多い」「奪い合いで顧客の緊張が高まっている」と言い続けて頂く訳にはいかないものでしょうか。
本稿執筆時点で日経先物は下落傾向を維持しています。明日も一波乱あっても全く不思議ではありません。
