【細りゆく売買代金】2024年8月21日(水)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 37,951.80 前日比-111.12(-0.29%)
・TOPIX 2,664.86 前日比-5.68(-0.21%)
・グロース250 630.74 前日比-4.04(-0.64%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は3兆4629億円。銘柄数は、値上がり479、値下がり1,118。
 業種別では、精密機器(+1.33%)が値上率トップ、石油・石炭製品(-2.06%)が値下率トップ。
 ドル円は前日大引け後の1ドル=147.33円から本日寄り付き後の144.97円まで円高進行。

個別銘柄
・9843 ニトリホールディングス 20,765 前日比+590(+2.92%)
 円高ドル安が急速に進行したため、円高メリット銘柄として物色され上昇。

・7616 コロワイド 1,874.0 前日比-202.5(-9.75%)
 公募による新株式発行を前日に発表。17百万株。
 希薄化や需給悪化が嫌気されて下落。

・6367 ダイキン工業 17,695 前日比-380(-2.10%)
 前日に大和証券がレーティングをアウトパフォームから中立に格下げ。
 目標株価は30,000から19,000に引き下げ。


所感
決算ラッシュも一段落し、株価の変動に理由を付けるのも難しくなってきました。日本株急落の8/5(月)には7兆9674億円もあった東証プライム市場の出来高も、本日は3兆4629億円と、半分以下になっています。やはり今後しばらくは、小幅な上下を繰り返す揉み合いの日が続くように思います。

米政策金利に関して、CMEのFedウォッチは、9月に0.25%利下げされる確率が70%程度、9月に0.50%利下げされる確率が30%程度となっているようです。米金利が下がった結果、米国株が上昇して日本株も連れ高となるのか、日米金利差が縮まって円高が進行して日本株は下落に進むのか、はたまた利下げされずに失望で米国株が売られて日本株も連れ安となるのか。ジャクソンホール会議での要人発言は市場にどう解釈されるのでしょうか。

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