今週 6/10(月)～6/14(金) は手酷く負けました。
ご存知の方も多いのではないかと思いますが、この銘柄は昨年12月頃から、下限2,400辺り、上限2,800辺りのレンジ相場を形成し、それが半年続いていました。その間、上下限に近づく度にエントリーを考えはしましたが、今回こそは想定を裏切ってくるのではないか？という不安が勝り、見送った結果やはりレンジに戻る、という後悔を何度も繰り返していました。
5/23(木)は急峻な上昇となったため、翌日は大きく戻すのではないかと考えた私は、他にポジションを持っていなかったこともあり、意を決して空売りでエントリーすることにしました。余力も残しており、更に値上がりしても追加で売りを入れれば挽回できるはずで、2,800を大きく超えていたため、取れる値幅も大きくなるだろうなどと考えていました。この時までは希望に満ちていました。
余談ですが、もう３週間も前であることに少し驚いています。
私のエントリーを待っていたかのように、３日連続で大きく値を上げ、日足チャートは半年続いたレンジを上抜けました。この時、エントリーの根拠にしていたレンジ相場は失われていた訳ですから、潔く負けを認め、5/24(金)に損切できていれば、大した怪我を負わずに済んだのですが、私はズルズルと食い下がり、売り玉は膨れ上がっていきました。
傍観を続けた結果、日足チャートの MACD は下降を続け、テクニカル的には悪くない形になってきたように思えました。6/12(水)にとうとうデッドクロスが発生し、RSI はプラス圏で70を下回りました。起死回生のチャンスが訪れたと思いました。今俯瞰して見ればチャート形状は右肩上がりなのですが・・・
ですが、株式市場はそんなに甘くありませんでした。テクニカル指標のサインを振り切り、メジャーSQも日銀会合もどこ吹く風で、株価は更に大きく２日続伸となりました。もはや負債でしかなくなった巨大な売り玉を握りしめ、年初来高値3,200の輝かしい躍進を呆然と眺めながら、今日に至ります。
7735 ＳＣＲＥＥＮホールディングスの時は、下がりに下がった15,800近辺で買い玉を手放しましたが、結果的にその時点が大底になりました。今回はその教訓のつもりで、次に一押しするタイミングで返済しようかと考えています。もっと傷が深くなる可能性も高いですが・・・
トレードで勝ち続ける(負けない)コツは、自分の勝ちパターンの時以外はトレードしないことだとも聞きます。そんなものを私が見つけられるのか甚だ疑問ですが、まだ種銭が尽きた訳ではありません。もうしばらく市場に居座るつもりです。
いいカモでしょうねえ、私。
