【3万8000円台の壁】2024年8月20日(火)の株価推移(5分足チャート)と市況

終値
・日経平均 38,062.92 前日比+674.30(+1.80%)
・TOPIX 2,670.54 前日比+29.40(+1.11%)
・グロース250 634.78 前日比+22.75(+3.72%)

市況
 東証プライム市場の売買代金は3兆9630億円。銘柄数は、値上がり1,491、値下がり127。
 業種別では、パルプ・紙(+2.53%)が値上率トップ、銀行業(-0.05%)が値下率トップ。
 前日の米国主要指数は軒並み上昇しており、寄り付きから買い先行で始まった。

個別銘柄
・4385 メルカリ 2,185.0 前日比+174.5(+8.68%)
 香港の投資ファンド Oasis Management が、
 6/30(日)時点で、同社の株式を3.96%保有していたことが判明し、買い材料視された。
・3076 あい ホールディングス 2,661 前日比+336(+14.45%)
 前日に24年6月期の本決算を発表。
 前年比の年間業績は、売上高+7.4%、営業利益+4.4%、純利益+90.2%。
 前年比の25年6月期年間業績予想は、売上高+36.5%、営業利益+6.6%、純利益+13.5%。
・3778 さくらインターネット 3,270 前日比+504(+18.22%)
 信用倍率は徐々に良化し、8/16(金)時点で1.16倍。
 物色買いが集まり、ストップ高にて大引け。


所感
昨日8/19(月)の日経平均は前日比-674.05。本日8/20(火)は+674.30。計ったように元の位置に戻ってきました。

8/5(月)までの日経平均の急落は、事故という表現がよく使われ、正しくその通りではないかと思います。そこから38,000までは出来高が少なく、戻り足も軽快でしたが、ここから上は、大量の因果玉が戻り待ちをしています。ましてあの急落で恐怖を植え付けられた後ですから、損益ゼロでも構わないから早く手仕舞いにしたいと考えている方は相当な数いらっしゃると想像します。この出来高の壁を超え、日経平均が再び40,000を突破する日は、一体いつになるでしょうか?

しばらくは天井が硬いでしょうから、また売り向かってみようかとも考えるのですが、それはそれで裏目に出る気がしてなりません。3778 さくらインターネット のように、PERが3桁あってもストップ高になる銘柄があるくらいですので。

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